P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-11-15
この「007は二度死ぬ」は、長期の日本ロケを敢行、1967年度の日本での興行収入No.1の大ヒットとなった作品だ。
007シリーズ5作目の作品で、原作通り日本ロケを敢行し、日本中が007に沸いた。
しかし、その中身は奇々怪々で、日本人の漁師に化けたジェームズ・ボンドが、海女と結婚したり、忍者の登場など奇怪な場面が続出する。
いわゆる"国辱映画"としての楽しみ方もできる一方で、ソニー製の超小型ビデオやトヨタ2000GTなど、日本の高度経済成長期が生んだ逸品の数々が、画面狭しと活躍するのは救いだ。
日本からは丹波哲郎の他、ボンドガールとして若林映子と浜美枝が出演。
初めて素顔を見せる、ボンドの宿敵ブロフェルドをドナルド・プレザンスが演じている。