四次元の情事 作品情報

よじげんのじょうじ

〔第一話〕イタリアのミラノ。シチリア生まれのジェルランド(カルロ・ジュフレ)が来た。マリエッタという許婚者を訪ねて来たというが、当の本人は既に人妻。彼に捕まったタクシーの運転手こそ大迷惑で、言葉も通じない田舎者を自分のアパートに連れていかざるを得なかった。スージー(F・ラーメ)という娘がいるがとても虫のつきようがないほどの女。ところがシチリア男から、美しい、と習い覚えたイタリア語で言われたことから事態は一変、スージーは美容院で磨きをかけ、男も背広を着ると好男子、二人は結婚をし、今では子供もできた。 〔第二話〕妻(シルヴァ・コシナ)には愛人があったが夫(ガストーネ・モスキン)も愛人がいた。妻は夫の愛人の住所もつきとめてある。何とか別居をしたい妻だが、夫はその話には乗って来ない。仕方なく離婚や別居工作のベテランと称する、夫の愛人に酷似した特殊女中を雇い、夫との証拠写真をとって大喜び。おおっぴらに浮気ができるのだ。ところが、妻の浮気の相手が実はこの女中の亭主だった。 〔第三話〕映画脚本家のフランコ(フィリップ・ルロワ)は若い妻とのオツトメが過ぎて、シナリオ執筆に手がつかない。妻にも夫が書けないワケがわかって、シナリオ完成までは娘を宣言し、男性秘書を雇って夫に協力した。その才ある秘書のアドバイスで仕事ははかどった。夫達が仕事に夢中になると奥サンは退屈。商売女のリードはすばらしい、ともらした夫の経験談に挑発され、夫の留守の晩、男秘書を奥サンがリードした。翌日、男秘書は奥サンからクビにされた。 〔第四話〕最愛の妻をなくしたマテオ(アルベルト・リオネロ)が妻の墓前で泣いていると、喪服の女ベッティ(ミシェル・メルシェ)が仮の墓標の前で悲しみのあまり失神するのを見て助け起こし、彼女のアパートに連れて行った。不幸な男女は次第に情感が燃え、抜き差しならぬことになった。そこへ、彼女の借金取りが来た。マテオは肩代りしてやった。二、三日後、再びアパートを訪ねると、引越した後。マテオはまた亡妻の墓前に帰った。すると、また喪服のベッティの姿がある。見る間に、ふらふらと倒れた。あわてて助けようとすると、先客があった。彼女を抱くようにマテオの目の前を通って行った。

「四次元の情事」の解説

「かくしカメラの眼」を演出したマッシモ・ミダ、ブルーノ・バラッティ、ミーノ・ゲリーニ、ジャンニ・プッチーニの共同シナリオを、マッシモ・ミダ、ジャンニ・プッチーニ、ミーノ・ゲリーニの三人とジャック・ロマンが演出したオムニバス・セクシー・コメディ。撮影は「世界の夜」のトニーノ・デリ・コリ、ダリオ・ディ・パルマ、カルロ・ディ・パルマら三人、音楽を「シーザーの黄金」のフランコ・マンニーノが担当した。出演は「祖国は誰れのものぞ」のカルロ・ジュフレ、「夏物語」のシルヴァ・コシナ、「第四の性」のフィリップ・ルロワ、「恋のなぎさ」のファブリツィオ・カプッチなど。製作はルチアーノ・カッタニア。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督マッシモ・ミダ ジャック・ロマン ジャンニ・プッチーニ ミーノ・ゲリーニ
脚本ブルーノ・バラッティ マッシモ・ミダ ミーノ・ゲリーニ ジャンニ・プッチーニ
出演カルロ・ジュフレ Franca Rame Carlo Bagno シルヴァ・コシナ ガストーネ・モスキン フランカ・ポールセロー フィリップ・ルロワ Elema Martini ファブリツィオ・カプッチ ミシェル・メルシェ アルベルト・リオネロ
配給 MGM
制作国 イタリア フランス(1964)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「四次元の情事」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2026-07-16 02:01:26

広告を非表示にするには