ピクニック(1936) 作品情報
ぴくにっく
夏のある日曜日、パリで小さな店を持つデュフール(アンドレ・ガブリエロ)は、妻と娘と義母、そして使用人アナトール(ポール・タン)を連れ、ピクニックに出かけた。新鮮な空気、きらめく太陽、草のにおい。昼食後、デュフールとアナトールは昼寝、祖母は小径を散歩。自然の美しさの中、デュフール夫人と娘アンリエット(シルヴィア・バタイユ)は舟遊びの青年アンリ(ジョルジュ・ダルヌー)とロドルフ(ジャック・ボレル)に誘われる。岸に舟をよせ、抱きあうアンリとアンリエット。彼女の頬に一条の涙が……。やがて大つぶの雨が、嵐にかわってゆく。数年後の日曜日、アンリは忘れることのできない想い出の河畔で、アナトールと結婚したアンリエットと再会する。そして言葉を交す。「よくここへ来るよ、素晴しい想い出のために」。「私は毎晩想い出すヮ」。
「ピクニック(1936)」の解説
田舎ヘピクニックに出かけた一家の歓楽と人生の一コマを描く。製作はピエール・ブロンベルジェ、監督・脚色・脚本はジャン・ルノワール、原作(新潮社刊)はギイ・ド・モーパッサン、撮影はクロード・ルノワール、音楽はジョゼフ・コスマが各々担当。出演はシルヴィア・バタイユ、ジョルジュ・ダルヌー、アンドレ・ガブリエロなど。2015年6月13日デジタルリマスター版公開。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1977年3月26日 |
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キャスト |
監督:ジャン・ルノワール
原作:ギイ・ド・モーパッサン 出演:シルヴィア・バタイユ ジャーヌ・マルカン アンドレ・ガブリエロ ジョルジュ・ダルヌー ジャック・ボレル ポール・タン |
配給 | フランス映画社 |
制作国 | フランス(1936) |
上映時間 | 40分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、5件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-09-02
ジャン・ルノワール監督の初期傑作の一本〈ランジェ氏の犯罪〉にも本篇のヒロインのシルヴィア・バタイユがちょっと出演して居るんだなあ