リトル・ビッグ・フィールド 作品情報
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大の野球ファンである12歳の少年ビリー(ルーク・エドワーズ)は、父を亡くし母のジェニー(アシュレイ・クロウ)と二人暮らし。地元の大リーグチーム、ミネソタ・ツインズのオーナーである祖父のトーマス(ジェイソン・ロバーズ)は孫のビリーを心から愛し、信頼していたが、ペナントレース開幕直後に突然他界する。悲嘆に暮れるビリーに、遺言ビデオの祖父が「一番の親友ビリーに、私の最も大切なツインズを贈る」と告げた。史上初の少年オーナー誕生にファンもマスコミも大騒ぎ。だが、チームは暴君のオファレル監督にかき乱されて連敗続き。ビリーは祖父の遺志に報いるべく、オファレルをクビにし自ら監督に就任。意欲満々な彼がおもしろくない選手たちは「ガキ監督なんか認めない」と、彼を追い出す計画を立てる始末。親友のチャックとジョーイにも失態を非難され、決心したビリーは選手たちに「まず野球を楽しくやろう。勝敗にこだわらず、戦力を尽くせばいいんだ」と提案。彼の野球を心底愛する気持ちに心動かされた選手たちは自分らの態度を反省し、チームは活気を取り戻した。おまけにジェニーはチームリーダーのルー(ティモシー・バスフィールド)と交際を始め、名監督の手腕を発揮するビリーも選手たちの信頼を集め、ツインズは優勝戦線に浮上する。しかし、成績の悪い選手の解雇、マスコミの批判といった大人のビジネスに揉まれ、それに没頭するうち、ビリーの心から少年らしさが少しずつ消えていった。チームもすっかり調子を落とし、孤立するビリーにルーが「以前、野球を楽しんでやろうと言った監督がいた。俺はそいつが好きだよ」と言う。ビリーと選手たちは初心に帰り、チームは一丸となってフィールドに飛びだして行った。
「リトル・ビッグ・フィールド」の解説
大リーグ史上最年少のオーナー兼監督となった少年とチームの選手たちの交流を、ユーモラスかつ感動的に描いた野球映画。グレゴリー・K・ピンカスの原案を、彼とアダム・シェイマンが脚色。「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」などのロブ・ライナー作品で製作や脚本を担当したアンドリュー・シェインマンが初監督作に当たった。製作は「ホワイト・ファング」のマイケル・ロベル、エグゼクティヴ・プロデューサーは「ア・フュー・グッドメン」のスティーヴ・ニコライデスと、「ハネムーン・イン・ベガス」の監督アンドリュー・バーグマン。撮影は「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のドナルド・ソーリン、音楽は「ポエティック・ジャスティス 愛するということ」のスタンリー・クラーク、美術は「メジャーリーグ」のジェフリー・ハワード。主演は「マザーズボーイ 危険な再会」のルーク・エドワーズ。共演は「フィラデルフィア」のジェイソン・ロバーズ、「危険な遊び」のアシュレイ・クロウ、「クイズ・ショウ」のティモシー・バスフィールド、「ミッドナイト・ラン」のジョン・アシュトンほか。ランディ・ジョソン、ケン・グリフィー・ジュニア をはじめ現役大リーガーたちが大挙出演し、迫力あるプレイを披露。さらに日本のプロ野球で活躍したブラッド・“アニマル”・レスリーが投手役で出演している。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1995年3月25日 |
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キャスト |
監督:アンドリュー・シェインマン
出演:ルーク・エドワーズ ジェイソン・ロバーズ アシュレイ・クロウ ティモシー・バスフィールド ジョン・アシュトン ケヴィン・ダン Billy L. Sullivan Miles Feulner ジョナサン・シルヴァーマン デニス・ファリーナ |
配給 | 東宝東和 |
制作国 | アメリカ(1994) |
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