ライオン・キング(1994) 作品情報
らいおんきんぐ
ジャングルの王として動物たちの尊敬を集めるムファサ(声=ジェームズ・アール・ジョーンズ)は、息子のシンバ(幼年期の声=ジョナサン・テイラー・トーマス)に、自然界を支配する微妙なバランス、生命の環″サークル・オブ・ライフ〃について教え、いつか王となる日の心構えについて教える。だが、遊びたい盛りのシンバは、ガールフレンドのナラ(幼年期の声=ニキータ・カラム)と遊んでばかりの日々。ムファサの弟で邪悪なスカー(声=ジェレミー・アイアンズ)はシンバが王になるのを望まず、親子を亡き者にしようとしていた。彼は手下のハイエナたち(声=ウーピー・ゴールドバーグ、チーチ・マリン、ジム・カミングス)と、ヌーの大群の暴走の中にシンバを誘い込み、息子を助けようとしたムファサは傷ついた末に、スカーの手によって殺される。スカーはシンバに、王の死はお前のせいだと思い込ませ、ジャングルから追放する。罪の意識にさいなまれ、絶望の淵にあったシンバは、イボイノシシのプンバァ(声=アーニー・サベラ)とミーアキャットのティモン(声=ネイサン・レイン)に助けられる。2匹から“ハクタ・マクーナ(くよくよするな)”という考え方を学んだシンバ(声=マシュー・ブロデリック)は、たくましく成長していく。ある日、成長したナラ(モイラ・ケリー)と出会った彼は、スカーに統治されたジャングルの苦境を告げられる。ヒヒの賢者ラフィキ(声=ロバート・ジローム)の助けを借り、自分の中に生きる父の魂に気づいたシンバは、自分に与えられた役目の責任を果たすことを決意する。シンバは叔父のスカーとハイエナたちに闘いを挑んで勝利し、生命の環を守り、再び平和になったジャングルを治めた。
「ライオン・キング(1994)」の解説
「美女と野獣(1991)」「アラジン」と、90年代に入り、第二の黄金期を迎えたディズニー・プロの32本目の長編アニメーション。アフリカの壮大な自然を舞台に、若きライオンの王子シンバの成長と闘いを描く。シェイクスピアの戯曲『ハムレット』にインスパイアされた物語と、総勢600人から成る製作チームが、4年の歳月を費やした映像が見どころ。監督は前2作にも参加したロジャー・アレーズと、「タミー・トラブル」「ローラーコースター・ラビット」とロジャー・ラビットの短編アニメ2本を手掛けたロブ・ミンコフの共同。製作は「ロジャー・ラビット」のドン・ハーン。脚本はジョナサン・ロバーツとアイリーン・メッキ。音楽は「クール・ランニング」のハンス・ジマーがスコアを書き、主題歌・挿入歌の作詞は「アラジン」「美女と野獣(1991)」のティム・ライス、作曲・歌はエルトン・ジョン。作画監督は前2作も手掛けたルーベン・アキノとアンドレアス・デーハ。声の出演は「ドン・サバティーニ」のマシュー・ブロデリック、「ザ・シークレット・サービス」のジェレミー・アイアンズ、「ロング・ウォーク・ホーム」のウーピー・ゴールドバーグほかの豪華キャスト。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1994年7月23日 |
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キャスト |
監督:ロジャー・アレーズ
ロブ・ミンコフ
出演(声):ジョナサン・テイラー・トーマス マシュー・ブロデリック ジェームズ・アール・ジョーンズ ローワン・アトキンソン ジェレミー・アイアンズ ニキータ・カラム モイラ・ケリー アーニー・サベラ ネイサン・レイン ロバート・ジローム ウーピー・ゴールドバーグ |
配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン |
制作国 | アメリカ(1994) |
上映時間 | 89分 |
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