白パンと独裁者 作品情報
しろぱんとどくさいしゃ

1945年、第二次世界大戦末期のドイツ北部・アムルム島は、本土へ向かう爆撃機が上空を飛行しながらも、どこか楽園のような静寂を保っていた。疎開してきた12歳の少年・ナニング(ジャスパー・ビラーベック)は、戦地から戻らぬ父に代わり、農作業を手伝い、妊娠中の母・ヒレ(ローラ・トンケ)ら家族を支えている。島民たちは終戦を待ち望んでいたが、ヒレはナチス国家、ひいてはヒトラーへの忠誠を信じて疑わない。しかし、ラジオがヒトラーの死を告げた瞬間、彼女は取り乱し、心身ともに崩壊してしまうと、ナニングの日常も一変。生気を失い、食事を拒むヒレが唯一欲したのは、たっぷりのバターとはちみつが塗られた白パンだった。そんな母の願いを叶えるため奔走するナニングは、崩壊しゆく時代の転換点、そして家族の秘密を目にする……。
「白パンと独裁者」の解説
「女は二度決断する」でゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞したドイツの名匠・ファティ・アキン監督によるヒューマンドラマ。1945年、第二次世界大戦末期のドイツ北部・アムルム島に暮らす12歳の少年が、母の願いを叶えるために奔走する冒険の中で終戦の時代を経験し、家族の秘密を知りゆく物語。ファティ・アキンの恩師でありドイツ映画界の重鎮ハーク・ボームが、自らの幼少期の体験を綴った自伝的小説を映画化。ハーク・ボームはアキンと共に本作の脚本を担当、海辺の老人役で出演もしているが、本国公開後の2025年11月にこの世を去った(享年86)。主人公の少年ナニングを演じるのは本作が映画デビューとなるジャスパー・ビラーベック。共演は「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」のローラ・トンケ、「システム・クラッシャー」のリーザ・ハークマイスター、「女は二度決断する」のダイアン・クルーガー。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年8月7日公開予定 |
|---|---|
| キャスト |
監督:ファティ・アキン
出演:ジャスパー・ビラーベック ローラ・トンケ リーザ・ハークマイスター キアン・ケップケ ダイアン・クルーガー |
| 配給 | ビターズ・エンド |
| 制作国 | ドイツ(2025) |
| 上映時間 | 93分 |
| 公式サイト | https://www.bitters.co.jp/shiropan/ |
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