メイソウ家族 作品情報

めいそうかぞく

メイソウ家族のイメージ画像1

<1話『YUI』>一見、ごくありふれた日常を送っているように見える吉田家。しかし、母・梨恵(戸田菜穂)が作った朝食に手をつけるのは、息子の優輝(高村佳偉人)だけ。娘の由依(三浦理奈)は、梨恵の何気ない一言に腹を立てると食卓を離れ、父・雅史(永野宗典)に至っては朝食に見向きもせず会社へ。そんなある日、優等生だったはずの優輝がペンキまみれで学校から帰宅すると、そのまま部屋に引きこもってしまう。やがて、家族関係をなんとか改善しようとしていた梨恵も、思わぬ方向へ壊れていき……。<2話『MONOS』>人類の火星移住計画のニュースを聞き、大喜びで自動車を運転する山田恵一(秋庭悠佑)。助手席の吉田由依は、“うちの話も聞いてや”と妊娠を打ち明けようとするが、話を聞こうとしない恵一の態度に不満いっぱい。“家に帰ったら聞いたるわ”と告げる恵一に、由依が約束のキスをせがんだそのとき、“なにか”を轢いて死なせてしまう。そこに横たわっていたのは、見たこともない生物だった。恵一はそれが数億円の価値を持つUMA(未確認生物)だと確信し、“MONOS”と名付けて自宅へ持ち帰る。ところが、相変わらず自分の話を聞かない恵一に怒った由依がアパートを飛び出すと、その後を追った恵一は事故で死亡。やがて由依は女の子を出産するが……。<3話『UMI』>小さな町の中学校に1年間、赴任することになった国語教師の風間隼也(木村了)は、ある不安を抱えていた。その理由は、なんらかの事情で失声症になり、言葉を話せなくなってしまった学生・中江羽美(西岡奏)の個別指導を任されたことだった。当初、勝手の異なる羽美とのコミュニケーションに戸惑う風間だったが、筆談を通して彼女の気持ちを少しずつ理解していく。それと共に、徐々にほぐれていく羽美の閉ざされた心。だが、風間は婚約者の家業を継ぐため、町を去ることが決まっていた……。

「メイソウ家族」の解説

大阪芸術大学の学生たちがプロとタッグを組んで映像作品を制作する“産学協同プロジェクト”の第11 弾。大学に所蔵されていた学生のシナリオ3本を在学生たちがアレンジ、熊切和嘉と金田敬が同一の世界観の下、大胆に再構成してオムニバス作品に仕上げた。出演は「ディア・ファミリー」の戸田菜穂、「裏社員。-スパイやらせてもろてます-」の永野宗典。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2025年8月29日公開予定
キャスト 監督熊切和嘉 金田敬
出演戸田菜穂 三浦理奈 西岡奏
配給 日活
制作国 日本(2025)
公式サイト https://www.osaka-geidai.ac.jp/topics/meisoukazoku

(C)大阪芸術大学

予告編動画

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最終更新日:2025-06-02 13:39:23

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