十八才 作品情報
じゅうはっさい

高校2年生の冬休みを迎えたテフン(ソ・ジュニョン)とミジョン(イ・ミンジ)は、付き合って100日目を記念し、家族にも黙って海辺の街へと旅行に出かける。楽しいときを過ごしたふたりだったが、帰宅直後、テフンは両親とともにミジョンの家へ呼び出される。旅行先での出来事を問いただしているうちに、ミジョンの父は逆上する。翌日、テフンはミジョンの家を再び訪れ、大学に入るまでミジョンとは会わないという誓約書を書かされる。しかし、ふたりきりになるとミジョンは決して別れないと告げる。テフンは行きつけのインターネットカフェで料金をめぐってトラブルを起こし、一方的に暴力をふるわれる。ミジョンとも連絡が取れず、家まで会いに行くが、帰ってほしいと言われてしまう。中華料理店で出前のアルバイトを始めたテフンは、出前の途中でミジョンの乗る車を見つける。後をつけ、彼女の通う予備校を見つけたテフンはようやくミジョンに会うが、冷たい態度を取られる。出前先のマンションで住民からの苦情を受け、イラついたままバイクを飛ばしていたテフンは、交差点で歩行者と事故を起こす。無免許だったため保険での処理ができず、アルバイト先もクビになる。手元に残ったわずかなアルバイト代でミジョンへのプレゼントを買うが、予備校に行っても彼女に会うことはできない。その後、担任に呼び出されてテフンは久しぶりに高校に行くが、すぐに抜け出してしまう……。
「十八才」の解説
「ケナは韓国が嫌いで」のチャン・ゴンジェが自らの経験を基に高校生の恋愛を描いた長編デビュー作。高校2年生のテフンとミジョンは家族に黙って旅行に出かける。ミジョンの父の怒りを買ったテフンは、大学に入るまで彼女とは会わないと誓約書を書かされる。第28回バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガーズ・アワード・フォー・ヤングシネマ、第35回ソウル独立映画祭独立映画スター賞(ソ・ジュニョン)ほか受賞。出演は、「さまよう刃」のソ・ジュニョン、「スレイト」のイ・ミンジ。2025年3月7日より開催の特集『映画監督チャン・ゴンジェ 時の記憶と物語の狭間で』にて上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年3月7日 |
---|---|
キャスト |
監督:チャン・ゴンジェ
出演:ソ・ジュニョン イ・ミンジ |
配給 | A PEOPLE CINEMA=ショコラ |
制作国 | 韓国(2009) |
上映時間 | 95分 |
公式サイト | https://apeople.world/jang-kun-jae/ |
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「十八才」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。