遠い山なみの光 作品情報
とおいやまなみのひかり

日本人の母とイギリス人の父を持ち、ロンドンで暮らすニキ。大学を中退し作家を目指す彼女は、自著執筆のため、異父姉の死以来足が遠のいていた、母が一人で暮らす郊外の実家を訪れる。母の悦子は、長崎で原爆を経験し、戦後イギリスに渡ってきていたが、その過去について何一つ聞いたことがないニキ。夫と長女を亡くし、想い出の詰まった家で一人暮らしていた悦子は、ニキと数日間を共にする中で、最近よく見るというある「夢」について語り始める。それはまだ悦子が長崎で暮らしていた頃に知り合った、とある女性と、その幼い娘の夢だった。
「遠い山なみの光」の解説
2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの長編デビュー小説『遠い山なみの光』を「ある男」の石川慶監督、広瀬すず主演で映画化。戦後間もない1950年代の長崎と1980年代のイギリスの二つの時代と場所を超えて交錯する“記憶”の秘密を紐解とくヒューマン・ミステリー。カズオ・イシグロ自身もエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年9月5日 |
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キャスト |
監督:石川慶
原作:カズオ・イシグロ 出演:広瀬すず 二階堂ふみ 吉田羊 カミラ・アイコ 柴田理恵 渡辺大知 鈴木碧桜 松下洸平 三浦友和 |
配給 | ギャガ |
制作国 | 日本=イギリス=ポーランド(2025) |
上映時間 | 123分 |
公式サイト | https://gaga.ne.jp/yamanami/ |
(C)2025 A Pale View of HIlls Film Partners
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予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「bogi」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-09-07
原作を読んで時間が経っているので確かなことは言えないが、混乱している。
勿論、映画は作品として結実しており納得いくが。
広瀬すずと二階堂ふみのツーショットは正に神々しい(真知子巻きは佐知子の方が似合っていた)。
音響が良い。