親鸞 人生の目的 作品情報

しんらんじんせいのもくてき

親鸞 人生の目的のイメージ画像1

8歳で両親を失った親鸞は、「やがて死ぬのになぜ生きるのか」という人生の目的の答えを仏教に求め、9歳で比叡山に入り、修行に励んでいた。10年の仏道修行を経て19歳になった親鸞は、聖徳太子廟からの帰り道、関白・九条兼実の娘・玉日姫に出会う。それ以来、女性のことは思ってもならないと教える比叡山での厳しい修行に打ち込む親鸞だったが、玉日姫を忘れることができないでいた。「煩悩にまみれた私はとても救われない」と絶望し、比叡山を下りた親鸞。そんなある日、京都の町で「煩悩あるがままで救われる」と説く人生の師・法然上人と出会い、親鸞はその教えによってついに苦悩の解決の道を知ることに至るのだった。やがて、玉日と再会した親鸞は、法然上人の教えをふたりで聞くようになり、ますます惹かれ合ってゆく。僧侶と関白の娘、決して結ばれないはずのふたりだったが……。

「親鸞 人生の目的」の解説

高森顕徹によるベストセラー書籍『歎異抄をひらく』と『人生の目的』を原作としたアニメ。平安末期から鎌倉時代を舞台に、人間としての親鸞の苦悩と葛藤に焦点を当て「人はやがて死ぬのになぜ生きるのか」「人は何のために生きるのか」という普遍的なテーマを探求する。『ロケットガール』など数々のテレビアニメを手がけてきた青山弘監督による初の劇場アニメ。声の出演は、本作が声優初挑戦となる杉良太郎、「鬼滅の刃」シリーズの櫻井孝宏、「ONE PIECE」シリーズの中博史。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2025年2月28日
キャスト 監督青山弘
原作高森顕徹
出演(声)杉良太郎 櫻井孝宏 中博史 小山剛志 平川大輔 松田健一郎 仙台エリ 小市眞琴 上別府仁資 柳田淳一 綿貫竜之介 中野泰佑 川井田夏海
配給 「親鸞 人生の目的」実行委員会(配給協力:AGentfilms)
制作国 日本(2025)
上映時間 104分
公式サイト https://shinran-life-movie.jp/

(C)「親鸞 人生の目的」映画製作委員会 2025

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「ハルボウ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2025-03-21

阿弥陀仏から救われた親鸞が、他宗派の意を受けた朝廷から、ひどい罪名(親鸞と法然上人の流刑、僧侶の死罪、念仏禁止令)を受けた身で流刑に旅立つが、見送りに来た鴨長明に対して、親鸞のあの清々しく歓喜に満ちた顔は、未だ見ぬ衆生を絶対の幸せの身にして見せるという希望に満ちた顔がこの映画の象徴的なシーンでした。

最終更新日:2025-03-24 02:00:02

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