P.N.「まあたん」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-10-28
繰り返される人生とは。
どんなに過去を繰り返したとしても。
人生を賭ける作品は、ただ一つ。
虚しさと、切なさと
みずからの人生を思わず振り返ってしまった。
ただ一つを追い求められなかった我が身と比べても、なお。
哀しい。
人の生を考えさせてくれる良作。
ついおくじゃーにーりえなくと
総合評価4.71点、「追想ジャーニー リエナクト」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
繰り返される人生とは。
どんなに過去を繰り返したとしても。
人生を賭ける作品は、ただ一つ。
虚しさと、切なさと
みずからの人生を思わず振り返ってしまった。
ただ一つを追い求められなかった我が身と比べても、なお。
哀しい。
人の生を考えさせてくれる良作。
退行睡眠とは?
過去に戻る主人…
頭にハテナを乗っけながら見始めましたが、テンポのよいセリフと場面転換にワクワク、駆け抜けるような60分です
松田凌、樋口幸平、福松凛、話題の若手俳優の熱い演技が見れて胸熱。舞台化も見てみたい!あの人のサイドストーリーも見たい!と、見終わった後も、興奮が止まらず。涙を拭きながら、2回目の予約も取りました!
映画館なのに演劇を観ている様な不思議な風景が広がっていました。
可能性を持った自己責任感と他者への良い意味での諦観力の大切さ、感じました。
細部をまた観に行きたいです。
そして岸洋佑君の唄声を映画館で聴く事、応援者としての一つの願いでもあったのでとても嬉しい。
そして、本編と主題歌『表紙絵-samune-』が繋がったあの瞬間はずっと忘れない。
この素敵な本編も主題歌も、沢山の人の心に届きます様に。
良いレビューと悪いレビュー見てから初鑑賞しました。
結果、面白かったです。映画と言うよりは舞台のようでしたが、それ故に難なく場面転換出来てて興味深かったです。
松田凌さんと渡辺いっけいさんの演技は抜き出てますね。奇抜な設定なのに素晴らしかったです。
福松凛さんの演技も好きでした。
気になったのは、ラストの方がちょっとベタであったこと、退行睡眠の説明がさらっとし過ぎていて理解できない人もいたのでは、という点でした。
でもこの作品とても印象に残りました。久しぶりに友人に連絡とりたくなりました。ありがとうございます。
ある意味タイムリープもの?
過去に戻れたらあの時の選択や分岐点をどうするか、周囲の人とどう関わるかをふと考えさせられました。
以前趣味程度ですが創作活動をしてた事もあり、歳を重ねれば重ねるほど刺さる作品だなと…面白かったです!
人生について考えた作品。秋のセンチメンタルな気分にスッと浸透してよかった。
時間も短くサクッと観られる。
主演の渡辺いっけいの演技は必見
自分が生きてきたなかでどの時点に戻りたいか考えさせられる映画です。
今の人生に満足はしていても、どこかに戻ってやり直せるならと自分を見つめ直せる映画です❗
「あの時、ああしていたら」「もし、そっちの道を選んでいたら」と多かれ少なかれ人生を歩む中で想像したり後悔することがあるかもしれない。それでも、その後悔を飲み込み、越えて、今の人生をどう生きるかということを考えてしまいました。
また観に行かせていただきます。
※第2弾とは言っても、前作とは「退行睡眠」という設定が同じなだけで、続き物ではないので、前作を見てなくても全く問題ないです。
誰もが胸に持っているはずの、もう戻れない日々の後悔。
あの時、違う道を選んでいたらどうなっていたのか。きっと誰しも考えることがあるはず。
本作は、渡辺いっけいさん演じる現代の横田が「退行睡眠」を使って、松田凌さん演じる過去の自分に会いに行き、過去に自分が選べなかった道を辿っていく話。
でも、タイムリープものとは違って、睡眠中の頭の中の出来事ということなので、あくまで自分の中だけの話なんですよね。違う世界線を辿っても、変わるのは自分の意識や心持ちだけ。そこが面白いところ。
また、退行睡眠の間のことは、舞台の上で、一つ一つの場面を切り取るように進んでいく。暗転でパッパと切り替わるのでテンポも良い。これも独特で面白いところ。
渡辺いっけいさんと松田凌さん、現代と過去の横田の、テンポの良い掛け合いが気持ちいい。お二人とも舞台経験も豊富なので、映像でありながら舞台上でもあるこの映画と、演技のテイストがばっちり合っている。
横田は、脚本が書けないとイライラしたり、周りに八つ当たりすることもある、自己中心的な男だけど、お二人とも、それを単なる嫌なヤツではなく、等身大の人間らしくチャーミングに演じているので、共感できる。
対して、樋口幸平さん演じる峯井は、とっても良い子。横田への献身が美しい。後半にあるシーンは感動しました。
福松凜さん演じる中村は、その2人の健全じゃない関係に、リアリストとして冷静な目線を入れてくれる人。中村がいることで良いバランスが取れていると感じる。中村も後半のシーンでグッと来ました。
短いですが、その分よくまとまっていて見やすい話だし、あとに残る、考えさせる後味があります。
もう少し時間を長くして、横田と峯井の関係性をもっと描いてほしかったかなーとはちょっと思います。共依存的な、深読みしがいのある関係なので…
でも全体的に面白くてオススメです!
どちらかというと、年齢を重ねて自分の人生に多少の後悔がある方の方が刺さるかも。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
松田凌さんのライトなファンで、今作のあらすじが好みだったので、クラウドファンディングにも参加しました。
割りと高かった期待を思いっきりこえてくれたので、11時回の後そのまま15時回も観ました。気に入った作品を、結末を知った上で伏線を拾いながら観るのは、とっても楽しいです。
一歩まちがえば、お涙頂戴になりかねない題材を、絶妙のさじ加減で、観客の想像の余地を残す、後味の良い作品に仕上げて下さってありがとうございます。私の好みのストレートど真ん中でした。
体感2時間でしたが、実は1時間ちょいなのは、説明を削げるだけ削いだ、ハリウッドとは真逆の攻めた脚本だったからですよね?
それなのに、この説得力のある仕上がりなのは、演出も役者も美術も照明もカメラも、全員がこの脚本を表現するために、真摯に作品に向き合ったからではないかなと、思いました。ストーリーに重ねてしまったのかもしれませんが、そのくらいの熱量を感じて、心ゆさぶられました。
最後に、すべての表現者に、受け手として尊敬を捧げます。みなさまの幸せを、心から祈っています。
見ながら”面白い!”という感情がムクムクと湧き上がってきました。
コミカルな所、シリアスな所、スピーディーな展開ながらも印象に残る場面が多かったです。
もう一度見たい作品です!
人生の分岐点に立った時、背中をそっと押してくれるような作品でした。役者さん達の演技も素晴らしく、くすっと笑ったり胸が締め付けられるような涙があったりと、目が離せませんでした。劇場が舞台となっているので、映画館で鑑賞すると没入感がさらに増します。ぜひ、多くの方に劇場で観ていただきたい作品です。
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主人公はかつては光るものを持っていたのに、今では凡庸で面白いものも書けず、すっかりおじさんになってもまだ脚本家を続けている。
誰しも、大人になって過去の自分を思い出して、もう今更どうしようも出来ない事なのに、心がヒリヒリする時があると思う。
そんな置き忘れてきたあの日あの時に会いに行くifのお話。
心のもちようが変われば選択肢も変わる。これからの自分も変えることができる。最後は夜明けのようなほんのりとした明るさを感じるラストだった。
時間も短めなので、何か映画みたいなって思った時によさそう。
主人公を演じる松田凌(若い頃)と渡辺いっけいが一見似てないようで、ずっと見てるとどことなく似てる笑
壮大なセットやロケーションの中でなくても、人生というものを色濃く表せるということを証明した秀作!
各登場人物を演じる役者の方々が、短いワンシーンの中で、時に矛盾して、時に心が移り変わって、反対に最後まで情熱を貫き通す人物もいて、そういった様々な人たちが交差した時の人間模様をとても魅力的に演じられているので、とにかく惹き込まれる力がすごい!
観終わった時の、気づきの多さや、まるでアトラクションに乗ってともに旅に出ていたような興奮をきっと覚えると思います。
何度観ても、その鮮度が変わらないのも素晴しい!
人類最強が演じる、小粒だけどピリッと辛い演劇映画。
この映画の主演、松田凌さんは当年33歳。幼少から小劇場演劇を好み、十代半ばで舞台役者を志した、今どき貴重な青年です。
演技力と身体能力、経験、どこか影のある甘いルックスを全て兼ね備えた、同世代で随一の役者と言っていいでしょう。
人気役者である彼は絶え間なく舞台に出続けていて、この10月は進撃の巨人リヴァイ役として、NYっ子から本気の絶賛を浴びてました。
しかし、首都圏以外では彼の演技に接する機会がとぼしい。
本作はそういう松田凌さんのファン有志によるクラファンで作られた映画です。
出資して良かった…。
親友役の樋口幸平さんは元々松田凌さんのファンだそうで、後輩キャラで物腰が柔らかいのに目の奥がギラギラしていて説得力豊か。福松凜さんも同様。
また、渡辺いっけいさんの演技の深みと幅は特筆もの。人情派のようで脚本家としての貪欲さも滲みます。
おすすめ。
今作のみの鑑賞になります。
ひと足先にオンライン試写で鑑賞。
舞台上で主に繰り広げられる、斬新な設定に驚きながらも、さすが!
一気に松田凌くんと渡辺いっけいさんのお芝居のやり取りに入り込んでしまう。
そしてお芝居が凄いからこそ、一緒に物語の中に引き込まれて、瞬きするのも忘れそうになるような、あっという間の1時間ちょっとでした。
これから後悔のないように人生を歩みたいと思わせてくれた作品でした。
違った視点で観るなどの楽しみ方もしたいので何度も観たいと思います。
前作は未見です。舞台をそのまま映像化したような、少し不思議な感覚になる作品です。観る前はよくあるタイムリープものなのかな?と思ってましたが少し違ってます。ちょっと自分も試してみたいかも?
松田凌さんと渡辺いっけいさんとのやり取り、見ごたえがありました。1時間5分という長さも見やすいですね。おすすめです。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
「追想ジャーニー リエナクト」試写を鑑賞しました。
とても面白かったです!
悔いた過去をやり直したい、きっと誰もが考えたことのあるストーリーに共感でした。
現在に行き詰まっていたら尚更。
どう選択するのか結局は自分自身だし正解はないのでしょうけど。
過去の自分を導くが現在の自分も一緒に葛藤や迷いを抱えて未来を変えて行くにつれ自分の本当の気持ちを思い出す……一緒に過去を巡っている不思議な感覚でした。
渡辺いっけいさんの全てを包み込むようなお芝居と松田凌さんの存在感、樋口幸平さんの繊細さ等
役者の皆さんの素晴らしいお芝居が共鳴して光っていました。
舞台の上で繰り広げられるお話が、映画なのに舞台を観劇しているかのような演出が素敵でした。
谷監督の光とライトの使い方が好きです。
もう少し掘り下げて上映時間が長くても良かったかもと思いました。
劇場に通うのが楽しみです!
退行催眠…始めはどんな映画?と思うかもしれないけど、人生と友情のお話。自分の人生やり直せたら…という簡単な話ではないけど。キーマンとなる、30年前の友人との約束。峯井役の樋口幸平くんと渡辺いっけいさんの演技は圧巻…号泣とかはないけど、心がジーンとしてしまう。
見終わったとに、昔の友人に会いたくなる。
完成披露上映会にて鑑賞。
序盤の現在の横田の「よーいスタート」のセリフから一気に物語の世界に引き込まれたのが印象的。
舞台の脚本家が主人公なこともあり、話のほぼ全てが舞台上で展開していき、普通の映画とは違う舞台の映像化に近いような作品。
俯瞰の映像と寄りの映像が上手い具合に使い分けられていて、自分が作品の中の世界に入り込んだような、自分が追想体験をしているかのような不思議な感覚があった。
俳優さんの演技も他の映画・ドラマ作品で拝見していたものとは違い、舞台に合せた演技でより熱量が込められているのを感じた。
特に樋口幸平くん演じる峯井と渡辺いっけいさん演じる横田のシーンは過去と現在が交錯し、ストーリーが一気に展開していく重要なシーンなので注目してほしい。
また、エンディングに流れる主題歌も作品にとてもよく合っていて、特に歌詞に注目してエンディングを見てもらいたい。