ワイルドバンチ 作品情報
わいるどばんち
1913年、テキサスとメキシコの国境の町。パイク(ウィリアム・ホールデン)をリーダーに、ダッチ(アーネスト・ボーグナイン)ら武装強盗団の一味は、鉄道会社の金庫を襲う。しかし、これは鉄道会社の経営者がパイクたちをおびき寄せるための罠で、待ち伏せていた賞金稼ぎたちと壮絶な撃ち合いになる。賞金稼ぎのリーダーは、パイクの昔の仲間で、仮釈放中のソーントン(ロバート・ライアン)だった。仲間を失いながらも、パイク一味は、老ガンマンのサイクス(エドモンド・オブライエン)の待つ農場にたどり着く。ニセの銀貨を掴まされ、仕事に失敗したパイク一味は、国境を越えてメキシコに逃れる。その後をソーントンとバウンティハンターたちが追っていた。1ヵ月以内にパイク一味を捕まえればソーントンの罪は帳消しになるのだ。やがてパイク一味はメキシコの小さな村にたどり着く。そこは一味の1人、エンジェルの故郷だった。そこで、エンジェルの恋人テレサが、マパッチ将軍の政府軍部隊に連れ去られたことを知る。パイクたちは追っ手を逃れ、マパッチの部隊の駐屯地アグア・ベルデにたどり着く。そこで、マパッチの膝の上に乗っているテレサを見たエンジェルは、彼女を射殺してしまう。エンジェルは捕らえられるが、マパッチを狙ったのではないと分かり釈放された。パイクは、マパッチから1万ドルの報酬でアメリカの軍用列車から武器を奪うよう依頼され、引き受ける。列車強盗は成功するが、マパッチの裏切りを予測し、武器と報酬を小分けに交換する。しかし、エンジェルが武器の一部を反政府ゲリラに渡した事がばれ、エンジェルは捕まってしまう。パイクたちは、仲間のエンジェルを助けるために、4人でマパッチの軍団に戦いを挑む……。
「ワイルドバンチ」の解説
ストーリーはロイ・N・シックナーとワロン・グリーン、脚色はサム・ペキンパーとワロン・グリーン、監督は「ダンディー少佐」のサム・ペキンパーで、悪党たちを主役にした西部劇。撮影は「墓石と決闘」のルシエン・バラード、音楽は「野望の系列」のジェリー・フィールディング、美術はエドワード・キャレアの担当。出演はウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、エドモンド・オブライエンほか。製作は新鋭フィル・フェルドマン。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | ワーナー |
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制作国 | アメリカ(1969) |
上映時間 | 134分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-06-29
ルシアン・バラードのスローモーションを駆使したカメラワーク等、ラストシーンの其の凄絶さは本監督サム・ペキンパーの滅びの美学だった…。