ポーキーズ 作品情報
ぽーきーず
50年代のフロリダ。エンジェル・ビーチ高の若者たちは屈託のない青春を謳歌している。ちびのピーウィ(ダン・モナハン)は、背丈のみならずナニの方も小さいと、仲間からいつもからかわれている。女と聞けば目の色を変え、トミー(ワイアット・ナイト)、ミッキー、ビリー(マーク・ヘリアー)がみんなに女を世話すると聞くと、無理やりその仲間に入れてもらった。その夜、ピーウィ、ミート、ティムらは森の中にある小屋にゆき、永遠の処女という名の娼婦の前で裸になる。なんと、これがトミーたちの悪戯で、ピーウィは全裸でハイウェイを走る破目になる。異性のことで頭が一杯なのは生徒だけではなく、バスケットのブラケット・コーチも体育の女教師ハニーウェルにぞっこんだった。先輩のウォーレン・コーチは、彼女のことをラッシーと呼び、なぜか犬の遠吠えの真似をする。皆の総スカンをくってるデブの体育教師ミス・バルブリッカーは、生徒やコーチの行状に目を光らせていた。ピーウィらは隣の郡にある売春宿ポーキーズに行ってー女を買うことにした。しかし、海千山千の主人ポーキー(チャック・ミッチェル)に金を巻きあげられた上に、沼に落されてしまった。しかも保安官のウォーレスに車を壊され、罰金までとられる。ミッキーの兄で警官のテッドは、「ウォーレスはポーキーの弟で、2人は悪辣だから手を出すな」というが、血の気の多いミッキーは復讐に行き、殴られて帰って来た。ピーウィ、トミー、ビリーの3人は女子シャワー室を覗き、覗き穴にトミーがペニスをつっこんだのをバルブリッカーにつかまれ、あやうく逃げ出す。一方、ブラケットとハニーウェルは男子用脱衣室にしけ込む。ハニーウェルは感きわまると、遠吠えを始め、彼女のよがり声が体育館じゅうに響き渡った。ポーキーズにまたまた行ったミッキーがこてんぱんにやられた。ついに仲間はいきりたち、ユダヤ人生徒ブライアンの計画に従って、ポーキーズの家屋を全壊させた。意気揚々と凱旋した特攻隊を高校のバンドが出迎えた。ピーウィは女生徒ウェンディの犠牲的精神により、「男」となり、トミーはバルブリッカーにつかまり、あわてて逃げ出す。
「ポーキーズ」の解説
50年代、フロリダにある高校の生徒たちのセックス騒動を描くコメディ。ドン・カモーディとボブ・クラークが製作、「ブレーキング・ポイント」のボブ・クラークが監督・脚本に当たった。エグゼクティブ・プロデューサーはハロルド・グリーンバーグとメルビン・ナイモン、撮影はレジナルド・モリス、音楽はカール・ジットラーとポール・ザザが担当。出演はダン・モナハン、マーク・ヘリアー、ワイアット・ナイト、チャック・ミッチェルなど。全篇に「オンリー・ユー」「メイベリーン」など50年代のヒット16曲が流れる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1982年12月18日 |
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配給 | 20世紀フォックス |
制作国 | アメリカ カナダ(1981) |
上映時間 | 99分 |
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