太平洋の地獄 感想・レビュー 1件

たいへいようのじごく

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P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-13

この「太平洋の地獄」は、鬼才ジョン・ブアマン監督が、日米を代表する三船敏郎とリー・マービンのタフガイ二人だけの競演で、パワフルに描いた文明批判映画だ。

太平洋戦争末期、南海の孤島に漂着した米兵と日本兵の対立。
先に漂着した三船敏郎は、貯めた水を守るため徹底抗戦し、煙でジャングル燻し出し作戦と、流石、世界のミフネ、やってくれますね。

一方の豪快なリー・マービンも、策を弄して、手製の原始的な武器で、サバイバル肉弾戦にうって出るのだ。

言葉が通じない二人は、敵対するばかりだが、やがて互いに捕まえ合う無益な戦いに疲れ、協力して筏を作り、島から脱出を図るのだった。

二人は酒を酌み交わして別れるのだが----------。

最終更新日:2023-11-23 16:00:02

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