侵略戦争 作品情報

しんりゃくせんそう

偽造者フェル(エド・バーンズ)、金庫破りスカンロン(ミッキー・ルーニー)、偽装名人サバル(ウィリアム・キャンベル)、犯罪計画の名人ロッカ(ラフ・ヴァローネ)、暗殺者ダレル(ヘンリー・シルヴァ)など、それぞれの才能を持つ専門家が連合軍英国秘密情報局の手で集められた。メイス隊長(スチュワート・グレンジャー)は彼らに使命の内容は知らせず、猛訓練を行い、やがてパルチザンの指揮下、漁船でアドリア海に乗り出した。途中、敵艦を爆破し、目的地、ユーゴのある農家に着いた。ここでイタリア軍カドリ大将を解放し、連合軍を支援してくれるよう説得することになっていた。ナチスはイタリア軍隊の忠節を確保するという理由から彼を幽閉していた。連合軍もパルチザンの援護にイタリア軍の援護がいる。パルチザン員はカドリ解放に向かった。そしてやっとのことで彼らはそのチャンスを掴んだ。ダレルが一芝居うって収容所の付き添い兵を殺して、その制服に身を固め、サバルも歩哨に化けた。2人がカドリを連れ出すことに成功した。そこへ親衛隊が到着し、ただちに銃撃が開始された。フェルが第1の犠牲者になった。サバルが手榴弾に倒れ、スカンロンも弾薬箱を爆破して死んだ。メイスは自らドイツ兵の注意をひきつけ、ロッカ、ダレル、マルコ、カドリ将軍らを逃して戦死した。そこで一行は僧侶に変装しようと試みたが、その時、カドリ将軍が偽者であることが判明した。彼らはすでに殺されてしまった将軍の偽者を必死で救い出したという皮肉な真相に気づき、カドリの偽者を殺した。ドイツ兵に変装したダレルは駆けつけたイタリア軍の射撃の的となった。そこで、ロッカは、イタリア人部隊を計り、対ナチス戦に動かすことに成功した。

「侵略戦争」の解説

第2次大戦中の実話をもとに、R・ライト・キャンベルのシナリオを「アッシャー家の惨劇」のロジャー・コーマンが演出した戦争ドラマ。撮影はアーサー・E・アーリング、音楽はヒューゴー・フリードホーファーが担当した。出演は「前進か死か」のスチュワート・グレンジャー、「枢機卿」のラフ・ヴァローネ、「おかしな、おかしな、おかしな世界」のミッキー・ルーニー、「ひとりぼっちのギャング」のヘンリー・シルヴァ、「サンセット77」のエド・バーンズなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 ユナイテッド・アーチスツ
制作国 アメリカ(1964)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:04

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