恐怖への旅 作品情報
きょうふへのたび
第2次世界大戦下のトルコ。軍事兵器を扱う企業に勤め、武器援助に関するトルコ政府との取り決めを終えたアメリカ人エンジニア、グレアム(ジョセフ・コットン)にとって、明朝は妻ステファニー(ルース・ウォリック)と帰国の途につく予定であった。その午後、トルコ支社員コペイキン(エヴェレット・スローン)に誘われるままホテルのバーにつきあったグレアムは、マジック・ショーにかつぎ出され、そこでマジシャンの殺害を目撃する。しかしそれは明らかに彼を狙ったものであった。やがてトルコ秘密警察の総帥ハキ大佐(オーソン・ウェルズ)に助けを求めたグレアムは、妻にも別れを告げられぬまま、半ば大佐の強制的命令によって深夜出帆の貨物船に乗せられ、逃亡をはかる。船には先程のバーで知り合ったダンサーのジョゼット(ドロレス・デル・リオ)のほかにバーで彼を狙った巨漢の男もいた。グレアムは船長に助けを求めるが取りあってはもらえず次第に袋小路に追い込まれてゆく…。
「恐怖への旅」の解説
第2次大戦下のトルコを舞台に、武器援助に関する秘密を持つ男が巻き込まれる陰謀を描くサスペンス。エリック・アンブラーの同名小説の映画化で、製作はオーソン・ウェルズ、監督はノーマン・フォスター、脚本・主演はジョセフ・コットンとウェルズ、撮影はカール・ストラッス、音楽はロイ・ウェッブが担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1989年1月21日 |
---|---|
キャスト |
監督:ノーマン・フォスター
原作:エリック・アンブラー 出演:ジョセフ・コットン ドロレス・デル・リオ ルース・ウォリック オーソン・ウェルズ エヴェレット・スローン Jack Moss |
配給 | IP映画 |
制作国 | アメリカ(1943) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「恐怖への旅」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。