P.N.「今夜はエンジェル、信じる強さは天使」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2022-10-11
テレビ映画『ヤヌスの鏡』のモデルとも言える作品。
映画に大切な息づかい、命が宿った作品。
例え、時代が移ろうとも、フィルムから様々な媒体に移ろうとも、作品に息づかい、命が宿らないモノは映画とは言えない。
この作品は、時代の息づかいと命が宿った作品である。
人間、過ちを犯さない者はいない。
この犯人のように、過ちを犯していない自分に自覚がないのが問題。
無難に人生を送り、人並みな幸せを手にいれて、一人前顔をする愚かな人間が問題。
誰よりも強く信じる強さの少女を親の様に、様々な傷を負いながら暖かく見守る大人たち。
何より大切なのは、自ら信じる強さ、そして、自ら立ち上がる自立心。
過ちを犯してたとしても、若さゆえ、無難に生き、あたかも、私は普通に体裁を保てばいいと考える愚かな人間が問題。
自らを信じない人生に光があるだろか?
立派な肩書きだけで負け犬の様な顔の履歴書は、ハッキリ証明する。
あなたは信じる強さを持ち合わせたエンジェル、それとも権威に尻尾を振る負け犬?