いつも上天気 作品情報

いつもじょうてんき

除隊した3人のGI、テッド(ジーン・ケリー)、ダグ(ダン・ デイリー)、アンジー(マイケル・キッド)の3人はティム親爺の酒場で10年後の再会を約して別れた。10年後、テッドは拳闘選手キッドのマネージャーとなり、ダグはテレビ会社の重役になり、アンジーは片田舎の小食堂の亭主になっていた。ティムの酒場で3人は会ったがそれぞれ昔の生活と違うのでさっぱり面白くなかった。3人で行ったレストランでテッドはテレビの演出家のジャッキー(シド・シャリース)を知り、彼女の演出する人気番組「真夜中のマデリン」の練習を見に行った。テッドは早速ジャッキーをくどいたが振られてしまった。一方「真夜中のマデリン」の出演者マデリン(ドロレス・グレイ)は出しものが気に入らないのでお冠りであった。ジャッキーは3人の元GIを使って新しいアイデアを作ったが、放送時間の夜の11時迄は3人を引きとめておかなければならないのでいろいろ策略を使うことにした。ダグは会社の上役に掴えられ、マデリンはアンジーを、ジャッキーはテッドをそれぞれ放さないことにした。ところがテレビの番組が始まると一緒に拳闘試合のもつれから、ボスのチャーリー一味がテッドを追いかけて来たので大乱闘となり、3人は昔の戦友時代に帰って悪漢共を全部のばしてしまった。あらためて3人はティムの酒場に向かい、その後をジャッキーがテッドを求めて追って行った。

「いつも上天気」の解説

「雨に唄えば」のアーサー・フリードが製作した音楽喜劇で「ブリガドーン」のジーン・ケリーと「我が心に君深く」のスタンリー・ドーネンが共同監督にあたる1955年作品。音楽はアンドレ・プレヴィン、脚色及び主題歌作詞は「踊る大紐育」のアドルフ・グリーンとベティ・カムデン。出演はジーン・ケリーと「ショウほど素敵な商売はない」のダン・デイリー、「掠奪された七人の花嫁」で振り付け担当のマイケル・キッド、「我が心に君深く」のシド・シャリース、映画初出演のドロレス・グレイなど。主題歌はベティ・カムデンとアドルフ・ガリーンによる次の7曲である。The time for partingMusic Is Better Than WordsLove Is Nothin' But A RacketOnce Upon A TimeI Like MyselfI Thought They'd Never LeaveThanks A Lot But No Thanks

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 MGM
制作国 アメリカ(1955)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:06

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