P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-08-27
本撮影のミロスラフ・オンドリチェクがペニー・マーシャル監督とタッグを組んだアメリカ女子プロ野球チームの実話の映画化〈プリティ・リーグ〉。ジーナ・デイビス,トム・ハンクス,マドンナ、テア・レオーニ等の出演で再会シーンも感動的!
あまでうす
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本撮影のミロスラフ・オンドリチェクがペニー・マーシャル監督とタッグを組んだアメリカ女子プロ野球チームの実話の映画化〈プリティ・リーグ〉。ジーナ・デイビス,トム・ハンクス,マドンナ、テア・レオーニ等の出演で再会シーンも感動的!
私はモーツァルトの音楽を聴くのが日課になっている。そんな私にとってアマデウスは忘れられない映画である。モーツァルトのロック的なところが好きだ。
ピーター・シェーファーの戯曲の面白さが映画スケールに拡大して、ミロシュ・フォアマンが18世紀宮廷音楽の世界を贅沢に再現した音楽家映画の大傑作。本格的な自伝ではないが、モーツアルトの名曲音楽の選曲から、物語の節にリンクするオペラの舞台の使い方が巧妙に練られていて飽きさせない。まず交響曲第25番で開巻するプロローグのミステリアスな導入部。リズムにあったモンタージュとスリリングなタッチで観客を惹きつける。父レオポルドとの葛藤をオペラ「ドン・ジョヴァンニ」に重ねたシリアスさと、義母のヒステリーを「魔笛」の夜の女王のアリアに合わせたユーモアの多彩な味わい。ラストの「レクイエム」写譜と妻子の乗った馬車のカットバックなど。お見事。