WANDA/ワンダ 作品情報

わんだ

デビュー作にして遺作。ローデン唯一の監督・主演作

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田舎の炭鉱町に住むワンダには、仕事もお金も住処もない。知人にお金を借りたワンダは、夫との離婚審問に町へ向かう。遅れて出廷したワンダは、指摘された育児放棄に反論もせず、子供の親権を夫に渡して離婚に同意する。その足で短い間だけ働いていた職場に顔を出すが、「仕事が遅い」と再雇用を断られる。さらに映画館で寝ている間にバッグの財布からお金を抜かれ、一文なしになるワンダ。そんな彼女が一軒の寂れたバーに入ると、男が強盗の最中だった。

「WANDA/ワンダ」の解説

1970年のヴェネツィア国際映画祭で外国映画賞を受賞、1971年のカンヌ映画祭にも出品されたが、本国アメリカではニューヨークで1週間だけ公開されただけという幻の作品だ。高い評価を得たものの長い間忘れられた存在だった本作が、21世紀になって修復され、日本でも公開の運びとなった。アメリカン・ニューシネマの時代、粒子の洗い16mmフィルムの質感とドキュメンタリータッチの手法で、行き場のない女性を描いたのは、名匠エリア・カザン監督の妻で俳優でもあるバーバラ・ローデン。48歳で亡くなったため、彼女の唯一の監督・主演作になった。途中から犯罪者とのロードムービーとなる本作だが、ボニーとクライドのようなロマンティシズムを排し、その顛末も非常に突き放したドライなもの。そしてすべてを諦めたような存在のワンダは、それまで映画では語られなかったようなキャラクターで、当時としては、いや今でも観客の目には新鮮に映るだろう。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2022年7月9日
キャスト 監督・脚本・出演バーバラ・ローデン
出演マイケル・ヒギンズ ドロシー・シュペネス ピーター・シュペネス ジェローム・ティアー
配給 クレプスキュール フィルム
制作国 アメリカ(1970)
上映時間 103分
備考 シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開
公式サイト https://wanda.crepuscule-films.com/

(C)1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS

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最終更新日:2022-07-04 23:30:10

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