戦車闘争 作品情報
せんしゃとうそう
世界最強軍VS一般市民
ベトナムの戦場へ向かう米軍戦車を一般市民が阻止した事件の真実に迫るドキュメンタリー映画。ベトナム戦争終盤を迎えていた1972年、アメリカ軍は破損した戦車を神奈川県相模原市の相模総合補給廠で修理し、再び戦地に送るべく横浜ノースドックへ輸送していた。「戦争に加担するなんて許せない!」と憤った市民がノースドック手前で座り込みを敢行。戦車の輸送は断念された。それをきっかけに相模総合補給廠の前にはテントが立ち並び、およそ100日間に及ぶ抗議活動が始まった。本作は、座り込みに参加していた者から彼らを排除する側まであらゆる当事者、さらには専門家など総勢54人の証言によって、この日本現代史上希に見る政治闘争の顛末を明らかにするドキュメンタリー。監督は、社会派ドキュメンタリー番組などを多く手掛け、本作が初の劇場公開作となる辻豊史。(作品資料より)
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年12月12日 |
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キャスト |
監督:辻豊史
ナレーター:泉谷しげる |
配給 | マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム |
制作国 | 日本(2020) |
公式サイト | http://sensha-tousou.com/ |
(C)2020 戦車闘争の映画をつくる会/フィルム・クラフト
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「オキウチ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-02-03
貴重な映像や多くの関係者の証言をもって戦車闘争というのがいったいどういう事だったのか、現代に問う作品。1970年代当時ベトナム戦争で使った戦車(飛行機やアメリカ兵の遺体も)をアルバイトで洗った学生もいれば、戦車をベトナムへ送るのを止めるためにバリケードを貼った学生もいた。戦車を通した運送会社も、どちらの立場も日本人の本懐を胸を張っていた時代。僕らにはそれすら残されていない。