ROMA/ローマ

発売日 | 2020年6月3日 |
---|---|
価格 | 5,000円+税 |
発売元 | ハピネット |
販売元 | ハピネット |
型番 | BIXF-333 |
【特典】
メイキング&インタビュー
予告集
(C)2018 Espectaculos Filmicos El Coyul, S. De R.L. De C.V. All rights reserved.
ろーま
1970年、メキシコシティのローマ地区。先住民の若い女性クレオは医者のアントニオと妻のソフィアの夫婦に雇われ、住み込みの家政婦として働いている。家には夫婦の子供たち4人とソフィアの母も暮らしていた。クレオはフェルミンという青年と付き合っているが、ある日自分の妊娠を告げると、彼は戻ってこなかった。また家の主人のアントニオも出張に出かけたまま、家に帰ってこなくなる。出産が近づきベビーベッドを買いに行くクレオは、そこで暴動に巻き込まれてしまう。
劇場は限定公開でNetflixで配信という特殊な公開形態ながら世界中で高い評価を受け、ヴェネチア国際映画祭では最高賞の金獅子賞、米国アカデミー賞では外国語映画賞、監督賞、撮影賞を受賞。日本でも劇場公開されている傑作。ネット配信はされているものの、本作は本来劇場で観るべき映画。芸術的ともいえるモノクロ画面は周囲が暗いスクリーンでこそ映えるし、劇伴音楽の代わりに観客を包み込む音響効果は劇場でこそ生きる。映画好きなら劇場での上映を逃す手はない。監督の少年時代がモデルという本作は、日常を淡々と映し出しながらも立場の違う2人の女性に起きた大きな変化を描いている。映画が終わる頃には、自分がその家族の一員であったかのような気持ちになっているだろう。監督は『ゼロ・グラビディ』のアルフォンソ・キュアロン。堂々たる風格を持った一級の作品だ。
公開日 | 2019年3月9日 |
---|---|
キャスト |
監督・脚本:アルフォンソ・キュアロン
出演:ヤリッツァ・アパリシオ マリーナ・デ・タビラ |
配給 | Netflix |
制作国 | メキシコ=アメリカ(2018) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 135分 |
発売日 | 2020年6月3日 |
---|---|
価格 | 5,000円+税 |
発売元 | ハピネット |
販売元 | ハピネット |
型番 | BIXF-333 |
【特典】
メイキング&インタビュー
予告集
(C)2018 Espectaculos Filmicos El Coyul, S. De R.L. De C.V. All rights reserved.
総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。
例えば、知人の不倫を目撃する、とか、別れた恋人と偶然再会する、とか、日常生活ではありふれたシーン。だが、世の中には、そういう日常の背景に、テロや銃撃戦が、当たり前のように存在する国がある。あまりに自然過ぎて、牧歌的にさえ見えてしまうのが、物悲しい映画だった。平和とは社会に対する皮肉なのかも知れない。