悪と仮面のルール 作品情報
あくとかめんのるーる
中村文則の傑作サスペンスを映画化
財閥家・久喜に生まれた少年・文宏は、10歳になった年、自身の出生の秘密を知ることとなる。狂気にして巨悪、当主である実父に聞かされたのは、文宏が純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だということ。そして“悪”となるための教育として、14歳の誕生日に「お前に地獄を見せる」と告げられる。その日までに1年を切ったとき、文宏は父の部屋を覗き見た光景から地獄とは何かを予期する。想いを寄せ合う相手、久喜家の養女・香織が父の手によって汚されようとしている。地獄とは、彼女のすべてが自分を悪にするために、父の手により損なわれてしまうことだと。香織を守るために、文宏は父を殺すことに。奇しくもそれは、父が望んだ悪に近づくことでもあった。父を殺害した後、文宏は心身を喪失し、歪み、次第に望まない父に似ていく。彼をおもんばかりつつも、父の面影におびえる香織に、文宏は彼女の前から去ることを決意。香織と別れた文宏は、顔を捨てて別人・新谷に成りすまし、彼女を影から見守り続けるが…。
「悪と仮面のルール」の解説
海外でも注目を集める作家・中村文則の傑作ミステリを映画化。主演は「のだめカンタービレ」「あさが来た」『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の玉木宏。(作品資料より)
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2018年1月13日 |
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キャスト |
監督:中村哲平
原作:中村文則 出演:玉木宏 新木優子 吉沢亮 中村達也 光石研 村井國夫 柄本明 |
配給 | ファントム・フィルム |
制作国 | 日本(2017) |
上映時間 | 138分 |
(C)中村文則/講談社 (C)2017「悪と仮面のルール」製作委員会
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