家族の肖像 デジタル完全修復版 作品情報

かぞくのしょうぞう

巨匠ヴィスコンティ、1974年の名作

家族の肖像 デジタル完全修復版のイメージ画像1
家族の肖像 デジタル完全修復版のイメージ画像2

18世紀のイギリスで流行した家族の団らんを描いた肖像画。ローマの広大な邸宅でコレクションであるその「家族の肖像画」に囲まれ一人で暮らす孤独な老教授。ある日、裕福な実業家の妻ビアンカが愛人のコンラッドのために、彼の邸宅の2階の部屋を強引に借りてしまう。その日から、静かな教授の生活は崩れていく。孤独だった教授に、新しい家族が加わったのだ。しかし、教授は若いコンラッドを理解できず、それはやがて葛藤へと変わっていく…。コンラッドは以前、美術史を学んでいた。教授の所有するレコードや絵画にも興味を示す。だが、彼は学生運動に巻き込まれ、実は右翼の大物であるビアンカの夫に狙われていたのだ。老教授はコンラッドたちと夕食を囲み、その団らんに本物の家族の幻想を抱く。しかしある日、老教授のもとにコンラッドからの別れの手紙が届いた…。

「家族の肖像 デジタル完全修復版」の解説

1978年に日本で初公開され、数々の映画賞を受賞し、ヴィスコンティの名をあらためて広く日本に知らしめた名作。家族の団らん画のコレクションに囲まれて、ローマの豪邸に一人暮らす老教授。失われゆくものたちに埋もれ、孤独に生きていた彼の生活が、ある家族の闖入によって掻き乱されていく様を描く、ヴィスコンティ監督の後期最高傑作と謳われる作品。主演は、『山猫』で滅びゆく貴族を見事に体現したバート・ランカスター。2017年2月、デジタル完全修復版が公開。(作品資料より)

家族の肖像 デジタル完全修復版のイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2017年2月11日
キャスト 監督ルキーノ・ヴィスコンティ
出演バート・ランカスター シルヴァーナ・マンガーノ ヘルムート・バーガー クラウディア・マルサーニ ステファーノ・パトリッツィ
配給 ザジフィルムズ
上映時間 121分

(C)Minerva Pictures

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-11-03

リチャード・ブルックス監督の映画〈エルマー・ガントリー〉や〈泳ぐ人〉等のバート・ランカスターの、人の好さ振りから本編の事が想い出された…。本編の老教授も大きな家を家財を振興ブルジョアジー一家の闖入で心身共に侵食されて行くのだがー。ルキノ・ウィスコンティ監督のデカダンな滅びの美学も又、此処で閃光を放つのだけどね!

最終更新日:2021-04-14 19:15:48

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