霧子の運命 作品情報

きりこのうんめい

井上靖原作を川頭義郎が監督した異色ドラマ

松本霧子は今年二十七歳、伊豆山麓の田舎に生れたが、その少女時代はちょうど戦争中で、父の善作は出征軍人だった。留守宅には、何時もガミガミとうるさい継母と病気がちの祖父、それにまだ幼い三人の義妹が同居していてそんな複雑な家庭の空気が、彼女の性格をひねくれたものにしていた。小学校でも、担任の先生や級友たちが何か事ある毎に彼女を白眼視して、霧子は一層依怙地に振舞う少女になっていた。終戦になり父は復員して来たが、下田へ大工仕事で出かけたきり。霧子は中学を卒業すると、伊東、熱海など温泉旅館を女中として転々と働き歩いた。伊東で働いている時、彼女の器量を見こんだ年増芸者のお花から、芸者になることを進められたりしたが、常客の影山幸二郎を頼って東京のバーへ出て働くことになった。

「霧子の運命」の解説

井上靖原作「春の雑木林」から「流し雛」の木下恵介が脚色「小さな花の物語」の川頭義郎が監督した異色ドラマ。撮影もコンビの荒野諒一。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督川頭義郎
出演岡田茉莉子 兼松恵 野々村潔 佐々木すみ江 加藤嘉 吉田輝雄 西田隆昭 田村高廣 武内亨
制作国 日本(1962)

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最終更新日:2016-07-02 00:02:13

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