この国の空 作品情報

このくにのそら

戦争末期、中年男と少女の間に芽生えた愛

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1945年、19歳の里子は母親と二人で東京・杉並の家で暮らしていた。隣家には銀行員で38歳の市毛という男性が、妻子を疎開させて一人で暮らしており、里子は市毛の日常の世話をしていた。6月には横浜の家を焼き出された母の妹・瑞枝も里子の家に居候するように。若い男性は戦争に行き、里子は自分が結婚もできず戦争で死んでしまうのかと憂鬱な気分になる。そんなある日、市毛の銀行へ米をもらいに大森へ出かけた里子は…。

「この国の空」の解説

太平洋戦争終了直前の1945年。若い男性は出征し、子どもたちは田舎に疎開し、食料も少なく、東京は何もない町になっていた。そんな何もない東京で、戦争がいつ終わるのかもわからず、自分がいつまで生きていられるのかもわからない状態で、娘盛りを迎えてしまった里子の日常と心情を、生々しくも丁寧に描く。二階堂ふみ演じる里子と、長谷川博己演じる市毛は人生の先も見えない状態で、隣にいる異性を求めあっていく。いわゆる“不倫”ではあるものの、何もかもがありあまる現代の“不倫”とはまったく違うものと言えるだろう。脚本・監督を務めたのは『身も心も』の荒井晴彦。原作は芥川賞作家・高井有一の同名小説。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年8月8日
キャスト 監督・脚本荒井晴彦
原作高井有一
茨木のり子
出演二階堂ふみ 長谷川博己 工藤夕貴 富田靖子 利重剛 上田耕一 石橋蓮司 奥田瑛二
配給 ファントム・フィルム、KATSU-do
制作国 日本(2015)
上映時間 130分

(C)2015「この国の空」製作委員会

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-02-26

ロードショー館で見逃していた作品。向日葵の大輪が咲く庭のある家のセットはラストシーンの青空と向日葵の黄色をシンボリックに出す為か?また、会話のやりくりが戦前の長閑な会話の印象では無い…。其の切迫した感じは舞台での戦争中の感情を甦らせる為なのか…。そもそもラストシーンの大空を見上げる二階堂ふみの大写しの為に作られた様な映画なのかも知れない!!映画(禁じられた遊び)が見たく成って仕舞う♪

最終更新日:2019-05-15 10:23:42

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