大人には分らない・青春白書 作品情報
おとなにはわからないせいしゅんはくしょ
新旧モラルの対立と若者たちの生活を描く
北条忠は、仲間の学生たちとジャズバンドを結成していた。父の竜太郎は、次期内閣の文相候補として時代のスポットを浴びる代議士である。母のみきも、進歩的評論家として名を知られた文化人だ。しかし、二人は忠にとって決して有難い両親ではなかった。彼等は社会的地位や体面にこだわり、何かと生活に干渉するからだ。忠は同じ大学の学生でバンド歌手の葉子と恋仲で、猛スピードで突っ走るオートバイの上で、葉子に求婚した。
「大人には分らない・青春白書」の解説
政治家の父と、学生バンドのドラマーの息子を対比させ、新旧モラルの対立と、若者たちの生活を描こうという、二十七歳の新人監督須川栄三の第一回作品。脚本は須川栄三自身と森谷司郎のオリジナル。撮影は「美女と液体人間」の小泉一。「密告者は誰か」の夏木陽介、「大学の人気者」の団令子をはじめ、白川由美・佐原健二・柳永二郎・草笛光子などが出演。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:須川栄三
出演:柳永二郎 沢村貞子 夏木陽介 笹るみ子 |
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制作国 | 日本(1958) |
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