kitchen キッチン('97) 作品情報

きっちん

奇妙な父子と出会い成長していく女を描く

アギーはふたり暮らしをしていた最愛の祖母を亡くして、孤独な身に。葬儀で彼女はルイという見知らぬ青年に会う。ルイは遺影の前で泣き、アギーにしきりに話しかけるが、彼女は迷惑げにするだけだった。数日後。アパートから立ち退きを命じられて、ひとり台所の床に横たわるアギー。そこにルイが訪ねてきて、相変わらず無表情に応対する彼女に構わず、ルイは自分は美容師で祖母は常連客だったと語る。そんなふうに何度か訪ねてくるようになったルイは、ある日、冷蔵庫に入りこんでしまったアギーを見つけると、なかば強引に自分の家に連れ帰った。ルイはバーを切り盛りする母親エマとふたり暮らし。二人は優しくアギーに接するが、アギーは心を閉ざしたまま、居間のソファに陣取る。ある晩。アギーがいなくなり、エマはルイと探しに出かける。アギーは街の夜景を望む高台の公園で月い向かって必死に手を伸ばしていた。

「kitchen キッチン('97)」の解説

孤独な若い女が奇妙な父子とのふれあいのなかで成長していく姿を描いたドラマ。吉本ばななのベストセラー『キッチン』『満月 キッチン2』を原作に、「息子の告発」「太陽に暴かれて」のイム・ホーが監督・脚本を手掛けて映画化。89年の森田芳光監督による映画化版「キッチン」(川原亜矢子、松田ケイジ、橋爪功主演)とはまた趣きが異なり、3人の関係に重点を置いた演出が見どころ。撮影は「ロアン・リンユイ 阮玲玉」のプーン・ハンサン。音楽は「息子の告発」「太陽に暴かれて」でもコンビを組んだ大友良英と、「太陽に暴かれて」の内橋和久。主演は「南京の基督」の富田靖子、「欲望の街 古惑仔」シリーズのチャン・シウチョン、「食神」などの個性派ロー・ガーイン。共演は「食神」のカレン・モクほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督イム・ホー
出演富田靖子 ジョーダン・チャン ロー・ガーイン カレン・モク
制作国 香港=日本(1997)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「kitchen キッチン('97)」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2016-02-12 16:15:16

広告を非表示にするには