天心

発売日 | 2014年12月5日 |
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価格 | 4,700円+税 |
発売元 | 東映ビデオ |
販売元 | 東映 |
型番 | DSZD-8112 |
【特典】
メイキング
劇場予告
(C)2013映画「天心」製作委員会
てんしん
明治初期、廃仏毀釈の運動が広まりを見せ、仏寺や仏教美術が失われようとする中、これを危惧して日本美術を保護しようと尽力したのが、アメリカ人のアーネスト・フェノロサだった。岡倉天心はフェノロサの助手として日本美術と接点を持つようになる。その後、天心は創設に関わった東京美術学校(現在の東京藝術大学)の校長に就任、多くの若き才能を育成する。しかし、彼の熱心な日本美術擁護の姿勢は周囲との軋轢を生み…。
日本近代美術の父、岡倉天心の生誕150年、没後100年にあたる今年は、全国各地の美術館で関連の展示が目白押しだという。法隆寺や興福寺を復興し、東京藝術大学、日本美術院創立に携わったのち、ボストン美術館東洋部長に就任、世界的ベストセラー「茶の本」などの功績で知られる岡倉天心。本作は、その活躍の陰にあった若き弟子たちとの、壮絶な葛藤と創作の日々を描いたものだ。天心を演じるのは竹中直人。その他、下村観山に木下ほうか、横山大観に中村獅童と、本人にそっくりの役作りは一見の価値あり。急激に近代化して行く日本の中で、西洋画に負けない近代日本画を生み出そうとした人たちのドラマは力強く、説得力は十分だ。
公開日 | 2013年11月16日 |
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キャスト |
監督:松村克弥
出演:竹中直人 平山浩行 木下ほうか 中村獅童 橋本一郎 温水洋一 渡辺裕之 キタキマユ |
配給 | マジックアワー |
制作国 | 日本(2013) |
上映時間 | 122分 |
(C)2013映画「天心」製作委員会
発売日 | 2014年12月5日 |
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価格 | 4,700円+税 |
発売元 | 東映ビデオ |
販売元 | 東映 |
型番 | DSZD-8112 |
【特典】
メイキング
劇場予告
(C)2013映画「天心」製作委員会
総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。
映画の中で印象に残った場面は、木村武山の「阿房劫火(あぼうごうか)」という絵に対し、「秦の皇宮が3ヶ月も燃え盛ったのだから(絵から)ごうごうたる火焔の音が聞こえてこなければならない。」と天心が言った場面である。また菱田春草が若くしてこの世を去ったことも、悲しく可哀そうな場面あった。それから全編に表れる茨城の海岸線の波も、月も松も美しく、実に素晴らしい風景であった。