こころ('55) 作品情報

こころ

夏目漱石の原作を市川崑が監督した作品

日置にとって野淵先生は最も尊敬する先生であったが、何かしら不可解な心情の持主の先生でもあった。ある夏、日置は海水浴に出かけ、ふとこの先生に出会ったが、その一瞬日置は強くこの先生にひきつけられた。これが縁となり日置は東京へ帰ってからも繁々と本郷西片町の先生の自宅へ勉強に通った。先生には美しい奥さんがあり、子供はなく、たった二人だけの静かな家庭であった。しかし先生と奥さんの仲は決して悪いのではないが、かといって幸福でもなさそうであった。日置はその生活の中に入りこんでいくにつけ先生の孤独な境涯に同情をよせるようになったが、一方どうしてこの夫婦はこのような暗い空気におおわれているのか不審をいだくようにもなった。そうした懐疑はやがて先生の徹底した人間嫌いの思想の根本をつきとめようとさえ感ずるようになった。

「こころ('55)」の解説

夏目漱石の原作を「女給」の猪俣勝人と長谷部慶次が共同脚色し「青春怪談(1955 市川崑)」の市川崑が監督、「狼」の伊藤武夫が撮影を担当した。主なる出演者は「楊貴妃」の森雅之、「月夜の傘」の新珠三千代、「青空の仲間」の三橋達也、「志津野一平 地獄の接吻」の安井昌二、「うちのおばあちゃん」の田村秋子など。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督市川崑
出演森雅之 新珠三千代 三橋達也 安井昌二
制作国 日本(1955)

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最終更新日:2019-10-27 00:01:05

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