おヤエの女中と幽霊 作品情報
おやえのじょちゅうとゆうれい
おヤエの女中シリーズの第五篇
女中のおヤエは奉公先を探しまわるが、どこでも雇ってくれない。一匹の黒猫を連れているからだ。その猫は、前の奉公先の御隠居菊乃婆さんの形見で、菊乃から時価十万円のダイヤを養育費代りに取っているので、捨てるわけにはいかないのだ。ようやくクロをバスケットに隠して鍋山家へ就職することができた。桃子という娘と台所にいた時、不思議なことが起った。ビールの栓が自然にはずれたり、料理が消えて失くなったり、水道の水がひとりでに出てくるのだ。おヤエは驚いて手にした皿を割った。その皿は、鍋山家先祖伝来の家宝だった。桃子はおヤエをかばった。桃子は主人の武之が芸者に生ませた娘だったので、リエ夫人から冷い仕打ちを受けているのだ。今度は、武之にクロが見つかってしまった。仕方なくおヤエは捨てに行ったが、と菊乃の幽霊が出て来た。
「おヤエの女中と幽霊」の解説
「おヤエのあんま天国」の高橋二三の脚本を、「俺は淋しいんだ」の小杉勇が監督し、「おヤエのあんま天国」の峰重義が撮影した。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:小杉勇
出演:若水ヤエ子 飯田蝶子 森川信 新井麗子 香月美奈子 |
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制作国 | 日本(1959) |
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