オーケストラの少女 作品情報
おーけすとらのしょうじょ
ディアナ・ダービン主演映画
ストコフスキーの指揮するチャイコフスキーの第5シンフォニーに満場の聴衆は聞きとれている。楽屋口の群衆に混じって失業楽士のジョンが今日こそは直談判してオーケストラのメンバーに加えてもらおうと待っていたが、すげなく楽屋番に追い払われた。淋しく帰る足元に見いだしたのは女持ちのがま口である。悪いとは知りながらその金を部屋代に融通した。アパートの人たちは彼がストコフスキーの許で働くことになったものと思ってお祝いの会を開いた。声楽家を志している一人娘のパシィが喜ぶ様子を見ると、どうしてもジョンは本当のことが言えなかった。隣室にいる失業楽士マイケルにだけ真実を話して、翌日は練習に行くふりで家を出た。
「オーケストラの少女」の解説
「天使の花園」と同じくヘンリー・コスターが監督したディアナ・ダービン主演映画で「1937年の大放送」のレオポルト・ストコフスキーが特に共演するもの。原案はハンス・クレーリーが立て、「化石の森」のチャールズ・ケニヨンがブルース・マニングおよびジェイムス・マルホウザーと協力脚色した。カメラは「天使の花園」のジョゼフ・A・バレンタインが、セットは「明朗色時代」のジョン・ハークライダーがそれぞれ担当した。助演者は「銀盤の女王」「ロイドの牛乳屋」のアドルフ・マンジュウ、「天使の花園のアリス・プレディ、「天国漫歩」のユージーン・パレット、「歌へ陽気に」のミッシャ・オーア、「花嫁の秘密」のビリー・ギルバート、「この三人」のアルマ・クルーガー等である。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:ヘンリー・コスター
出演:ディアナ・ダービン アドルフ・マンジュウ アリス・ブラディ ユージン・ポーレット |
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制作国 | アメリカ(1937) |
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