濡れ髪牡丹 作品情報

ぬれがみぼたん

市川雷蔵の“濡れ髪”もの第五作

清見潟の女親分おもんは三千人の子分を持ち、おまけに名代の美人である。おもんには岩吉という生意気盛りの弟があり、弟だけはかたぎにさせようと思っている。岩吉は恋人のおたきにはやがて自分が跡目を継いで大親分になるのだと大いにいばりちらしていた。最近になって彼女が、自分のメガネに叶った男があれば婿にしてそっくり縄張りを譲り渡そうといい出したため、色と欲とのふた道かけた志願者が一気に殺到したが、厳重な跡目試験にみんなが落第、いずれも褌一つのぶざまな姿で約束の鞭の罰をうけて放り出されてしまう始末だ。そんなところへ瓢然と現われた口も八丁手も八丁という八八の瓢太郎。岩吉や、力自慢の弁慶辰五郎のテストも難なく通り抜け剣道指南清水一滴斎も負かして、最後は親分おもんと手合せすることになったが、さすがの柳生神陰流も彼女のお色気の前には歯が立たず負けてしまった。例によって鞭でうたれるが甲賀流忍術で一向に痛くないとうそぶく瓢太郎は、甲州流の早駆けでどこかへ消えてしまった。しかし、おもんはすっかり瓢太郎に魅せられてしまい子分のにょろ松に彼の後を追わした。

「濡れ髪牡丹」の解説

「花くらべ狸道中」のコンビ、八尋不二が脚本を、田中徳三が監督を担当した市川雷蔵の“濡れ髪”もの第五作。撮影は「忠直卿行状記」の相坂操一。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督田中徳三
出演市川雷蔵 京マチ子 小林勝彦 小桜純子 井上明子
制作国 日本(1961)

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最終更新日:2020-08-06 00:01:05

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