Virginia/ヴァージニア 作品情報
う゛ぁーじにあ
夢と現実をさまよう作家が見つけたものは?
オカルト作家のボルティモアはサイン会で訪れた小さな町で、少女の死体が発見された事を知る。ボルティモアはミステリー好きの保安官から、この事件を元にした小説を共著しないかと持ちかけられるが、気乗りしない。しかしその夜、ボルティモアの夢の中に少女Vと作家のエドガー・アラン・ポーが現れ、かつてこの町で子供たちが犠牲になった事件へと彼を導く。現在と過去の事件を解いていくうち、彼は自分の過去と向き合うようになる。
「Virginia/ヴァージニア」の解説
この町には盤面が7つあるが、すべての時間が合っていない時計台がある。時間は絶対のように思えるが、人はそれぞれ、まったく違った時間の流れ方を感じている。生者も死者も。フランシス・F・コッポラが監督を務めた本作は、全編“これは夢かうつつか幻か”という、どこまでが本当か夢(作家の小説)かわからないような作品だ。三流作家の主人公は、創作と人生に行き詰まり、未来や過去から目を背け、現実からも逃げる酒浸りの男だ。そんな男がある町で出遭った事件により、創作のインスピレーションを得ていく。彼を夢(想像)の世界へ導くのは、作家のポーと少女V。Vは創造の源となるミューズであり、作家が失くしたものの象徴かもしれない。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年8月11日 |
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キャスト |
監督・脚本・製作:フランシス・F・コッポラ
出演:ヴァル・キルマー エル・ファニング ベン・チャップリン ブルース・ダーン ナレーション:トム・ウェイツ |
配給 | カルチュア・パブリッシャーズ |
制作国 | アメリカ(2011) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 88分 |
(C)Zoetrope Corp.2011
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