鑓の権三 作品情報

やりのごんざ

不義密通の濡衣を着せられた男女の道行きを描く

出雲の国、松江藩の表小姓、笹野権三は器量はよく、槍さばさのみごとさでは右に出る者もない。その上、茶の道にも通じていた。彼は同家中の川側伴之丞の妹お雪と末は夫婦と契ってはいたが、一日も早い祝言をと迫るお雪ほどには、性急に一家を構える情熱はなかった。江戸表から、主君に御世継が誕生したと吉報が届いた。国許では近隣の諸国一門を招き、振まいの馳走のため、真の台子の茶の湯がなされることになった。真の台子とは茶の湯の極意のこと、茶の道で名を成せば立身出世の道も開ける。権三と伴之丞の茶道の師、浅香市之進が、主君の供で江戸詰、国許は留守とあって、両人のうち一人が殿中饗応の真の台子を勤めることになった。権三は真の台子の伝授方を、市之進の妻・おさゐに懇願する。おさゐは伝授の替わりに、娘の菊を貰ってくれと権三に頼みこみ、彼は承諾する。

「鑓の権三」の解説

近松門左衛門原作の世話浄瑠璃『鑓の権三重帷子』の映画化で、「卑弥呼」の富岡多恵子が脚色、監督は「瀬戸内少年野球団」の篠田正浩、撮影は同作の宮川一夫がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督篠田正浩
出演郷ひろみ 岩下志麻 火野正平 田中美佐子 加藤治子 津村隆 水島かおり
制作国 日本(1986)

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最終更新日:2018-10-22 00:01:56

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