バルタザールどこへ行く 作品情報

ばるたざーるどこへいく

バルタザールと名付けられた一匹のロバを主人公に、人間の本能と罪悪を追求した作品

ピレネーのある農場の息子ジャックと教師の娘マリーは、ある日一匹の生れたばかりのロバを拾って来て、バルタザールと名付けた。それから十年の歳月が流れ、いまや牧場をまかされている教師とマリーのもとへ、バルタザールがやって来た。久しぶりの再会に喜んだマリーは、その日からバルタザールに夢中になってしまった。これに嫉妬したパン屋の息子ジェラールを長とする不良グループは、ことあるごとに、バルタザールに残酷な仕打ちを加えるのだった。その頃、マリーの父親と牧場王との間に訴訟問題がもち上り、十年ぶりにジャックが戻って来た。

「バルタザールどこへ行く」の解説

監督・脚本・脚色・台詞は「ジャンヌ・ダルク裁判」のロベール・ブレッソン。撮影はギスラン・クロケ、美術はピエール・シャルボニエがそれぞれ担当。音楽はフランツ・シューベルト、ジャン・ヴィーネ。出演者は、ブレッソン作品の例にもれず、すべて素人で、「中国女」のアンヌ・ヴィアゼムスキーはこの作品でデビュー。他にフランソワ・ラファルジュ、フィリップ・アスラン、ナタリー・ジョワィヨー、ヴァルテル・グレェン。一九六六年ベネチア映画祭審査員特別賞受賞。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督ロベール・ブレッソン
出演アンヌ・ヴィアゼムスキー フランソワ・ラファルジュ ナタリー・ジョワィヨー フィリップ・アスラン ヴァルテル・グレェン
制作国 スウェーデン=フランス(1964)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-09-19

一切の説明的を排して語られるバルタザールの残酷な運命は叙事詩そのもの!ロベール・ブレッソン監督の現代的な視座が牧歌風景の中で紡がれる。剥ぎ取られたアンヌ・ヴィアゼムスキーの後ろ姿も印象深くー

最終更新日:2021-04-28 00:01:04

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