野郎に国境はない 作品情報
やろうにこっきょうはない
山村正夫の原作を、中平康が監督したアクション
バンコックのメナム河畔に二つの死体が浮んだ。一人は国際警察のミッシェル・アンダーソン、他の一人は身元不明の日本人であった。国際刑事警察特別捜査官辺見真介はパリから、早速バンコックへ飛んだ。ミッシェルの靴底から出た積荷のリストから、日本の自動車を扱う南洋貿易が捜査線上に浮かびあがったのだ。折からバンコックでは日本製のニセ弗紙幣が出まわり、殺人事件と無関係ではなかった。その夜東京に発った辺見は、機上で東京のクラブ・ファンタジアで働くヌード・ダンサーあけみ、得体の知れない康子にめぐりあった。康子は辺見が東京へ着くと、黒めがねの男に辺見をつけさせた。だが辺見はスピード違反を起して、男をまくとブタ箱へたたきこまれた。ブタ箱で辺見は、バンコックの日本人死体の弟、通称レフトの健を知った。健にギャンブルの腕を見込まれた辺見は、解放されると一緒にあけみの踊るクラブファンタジアに来た。ここにも謎の女康子がいた。
「野郎に国境はない」の解説
山村正夫の原作を、「怪談片目の男」でコンビの高岩肇と宮川一郎、それに福田陽一郎が共同で脚色、「黒い賭博師」の中平康が監督したアクションもの。撮影もコンビの山崎善弘。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:中平康
出演:小林旭 鈴木ヤスシ 広瀬みさ アンジェラ浅丘 チコ・ローランド 伊藤寿章 天坊準 |
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制作国 | 日本(1965) |
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