RONIN POP 作品情報

戦争によって地球は壊滅し、人口が激減した近未来。10年かけて人類は文明を再構築しつつあったが、秩序は失われたままで、暴力で権力を争う弱肉強食の時代に突入していた。少女アニタが住む街は、盲目の首領チャン（ファン・グァンヒ）、チャンの部下で猿の化身エイプ（キム・ドンジュン）、同じく犬の化身ケン（ハ・ミンウ）、用心棒アレックス（ケビン）らマッドドラゴンによって支配されていた。しかし、女妖術使いシダ（長澤奈央）、シダの側近キン（パク・ヒョンシク）とギン（キム・テホン）らフライングスネークとの対立が激化し始め、アニタの兄で神主のリー（シワン）や親友で食堂の店主ジャッキー（ムン・ジュンヨン）もその争いに巻き込まれていた。そんなある日、アニタは流れ者トニー（チョン・ヒチョル）と出会う。トニーの剣の実力を知ったアニタは、リーやジャッキーを助けてほしいと彼に頼む。しかしトニーは彼女の訴えに関心を示さず、旨いものがあるところに行ってしまう。そのうち、マッドドラゴンとフライングスネークの争いは最高潮に達する。