七つまでは神のうち 作品情報

ななつまではかみのうち

荒涼とした丘。赤ん坊を連れた1人の母親の姿が見える。彼女の口からは童謡『とうりゃんせ』のメロディが聞こえていた……。とある教会。虚ろな表情の繭(日南響子)は、学校にも行けず、すがるような思いで神に祈る日々を過ごしていた。10年前のとある事件をきっかけに、心を深く閉ざしてしまったのだ。そんなある日、彼女は教会の帰り道に不審なワゴン車を目撃。車内には、憔悴しきった1人の少女が拘束されていた。驚いた繭は、父とともに走り去るワゴン車を追跡する。やがて山道から森の奥深く進むうち、父は何者かに殺害され、繭も忽然と姿を消してしまう……。閑静な住宅街のとある家庭。信心深い主婦の真奈(桐島れいか)は、繰り返し見る悪夢に苛まれていた。それは、7歳の一人娘さくらを神隠しで失うという不吉なもの。やがて悪夢は的中。ある晴れた午後、さくらは出かけたきり、二度と戻ってこなかった。ショックのあまり、精神の均衡を失ってゆく真奈。そして、ついには真奈自身も姿を消してしまう。これらの失踪事件の一方、運命の糸が互いに共振するように不穏な動きが少女たちの身辺に起きていた。ホラー映画の撮影中、新人女優の麗奈(飛鳥凛)はスタッフ(駒木根隆介)の誘いを逃れ、帰り道にロケ現場である廃校近くの森に足を踏み入れる。さらに、親戚の家で不気味な日本人形に恐怖を感じた薫(藤本七海)も、いつしか同じ森に導かれていた。すべてのカギを握るのは、10年前に発生した少女失踪事件。いったい、あの森で何が起きているのか?やがて、彼女たちを繋ぐ因果関係が明らかになった時、そこにはあまりに不条理で沈痛な運命の皮肉と、激しすぎる情念に彩られた人間模様が浮かび上がってくる……。

「七つまでは神のうち」の解説

「怪談新耳袋 怪奇」の三宅隆太監督が手掛けたサスペンス・スリラー。3人の少女と1人の母親が巻き込まれた失踪事件を通じて、それぞれの因果関係と意外な真実が明らかになる。出演は『太宰治短編小説集/駈込み訴え』の日南響子、『仮面ライダーW』の飛鳥凛、「落語娘」の藤本七海、「ノルウェイの森」の桐島れいか。

人気モデルの日南響子が映画初主演を飾るホラー。拘束されたまま少女がワゴン車で運ばれるのを目撃した繭は、その後を追って森のなかへと姿を消す。一方、主婦・真奈の幼い娘が森で神隠しに遭い、彼女も行方不明になる奇妙な事件が起きていた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年8月20日
キャスト 監督三宅隆太
原作三宅隆太
出演日南響子 飛鳥凛 藤本七海 竹井亮介 宝積有香 駒木根隆介 松澤一之 霧島れいか
配給 S・D・P
制作国 日本(2011)
上映時間 82分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「きょんLOVE☆ゆりか」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2011-08-20

初舞台挨拶を見てきました! 主演の日南響子ちゃんが可愛かったのはもちろん、最初はバラバラのお話から始まるのにやがて一緒のお話になるというのがとても面白かったです(*^^*)怖いというより、突然人が現れてびっくりした の方が大きいですっ すごく面白かったです! 原作もオススメです☆Ξ

最終更新日:2022-07-26 11:03:31

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