破戒('62) 作品情報

はかい

島崎藤村原作を市川崑が監督した文芸もの

天の知らせか十年ぶりで父に会おうと信州烏帽子嶽山麓の番小屋にかけつけた、飯山の小学校教員瀬川丑松は、ついに父の死にめに会えなかった。丑松は父の遺体に、「阿爺さん丑松は誓います。隠せという戒めを決して破りません、たとえ如何なる目をみようと、如何なる人に邂逅おうと、決して身の素性をうちあけません」と呻くように言った。下宿の鷹匠館に帰り、その思いに沈む丑松を慰めに来たのは同僚の土屋銀之助であった。だが、彼すら被差別部落民を蔑視するのを知った丑松は淋しかった。丑松は下宿を蓮華寺に変えた。

「破戒('62)」の解説

撮影は「続 悪名」の宮川一夫。出演は「ぼんち」の市川雷蔵、「人間狩り」の長門裕之など。キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督市川崑
原作島崎藤村
出演市川雷蔵 長門裕之 船越英二 藤村志保 三國連太郎 二代目中村鴈治郎 岸田今日子
制作国 日本(1962)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-07

破戒を観た。原作は昔、繰り返し読んだ。この映画を観た時、瀬川丑松の心情がとてもよくわかった。そして共感できるところが多かった。これは身分差別をテーマにした近代文学の最高傑作というべきだろう。

最終更新日:2020-09-24 13:08:23

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