神様のカルテ 作品情報
かみさまのかるて
がん患者の心を支えたもの、それは、手書きでびっしり書かれた一枚のカルテ
勤務5年目の内科医師、栗原一止(いちと)は、医師不足の中、「24時間365日対応」の本庄病院で激務をこなしていた。家に帰れば、カメラマンの妻、アパートの風変わりな住人たちとの温かい暮らしがあったが、多忙のあまり、最初の結婚記念日も忘れる始末。ある日、大学病院から見放された末期がん患者、安曇雪乃が現れる。安曇と触れ合う中で、一止は医療とは何かを考え始める。そんな時、大学病院に勤めないかという誘いが…。
「神様のカルテ」の解説
本屋大賞を受賞した夏川草介の同名のベストセラーを映画化。夏目漱石の熱烈な読者である内科胃の主人公が、末期がん患者との触れ合いの中で、本物の医療とは何かと自問自答していく。栗原一止は、先輩医師の紹介で、大学病院の研修を受け、勤務しないかと誘われる。安曇と、彼女を見捨てた大学病院との間で、一止にとっての本物の医療が見え始めていた。病と闘いながら生きる事とは何かを考えさせられる。最後に明かされる「神様のカルテ」に込められた意味には、涙が止まらないだろう。舞台となった信州の山々、一止が住む古い旅館には、文学の香りが漂う。出演は、櫻井翔、宮崎あおい、要潤、ほか。監督は、『白夜行』の深川栄洋。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年8月27日 |
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キャスト |
監督:深川栄洋
原作:夏川草介 出演:櫻井翔 宮崎あおい 要潤 吉瀬美智子 岡田義徳 朝倉あき 原田泰造 西岡徳馬 池脇千鶴 加賀まりこ 柄本明 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(2011) |
上映時間 | 128分 |
(C)映画「神様のカルテ」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:3.7点★★★☆☆、24件の投稿があります。
P.N.「原作を読んでから」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2011-10-19
登場人物のキャラ設定が原作と違っていたような気がします。そのせいもありだいぶ原作とは違う印象の作品になっていたと思います。安曇さんの手紙を見つけるのは一止であってほしかったです!忙しい中でも1人の患者の約束を忘れない一止の優しさがあっての感動の遺言。だから遺言の内容ががらりと変わっていたのは非常に残念でした。だから原作とは離れてひとつの作品として見ればとても良いものでした