ストーン(2010) 作品情報

すとーん

デトロイト郊外で暮らし、刑務所の仮釈放管理官として働くジャック・メイブリー(ロバート・デ・ニーロ)。受刑者と面談して仮釈放審査会のための書類を作成することが仕事だった。妻マデリン(フランシス・コンロイ)とは結婚43年。仕事は真面目にこなし、毎週日曜日は夫婦で教会に通い、平凡ながら幸せな日々を送ってきた。まもなく定年を迎えようとしている彼の最後の担当受刑者は、通称“ストーン”と呼ばれるジェラルド・クリーソン(エドワード・ノートン)。放火で祖父母を殺害した罪で8年間服役し、3年の刑期を残して仮釈放を希望していた。何が何でも出所を望むストーンは、妻ルセッタ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を利用する。美しく魅力的なルセッタは、昼間は幼稚園で子供たちを教える一方で、夜は男たちに体を売るという二つの顔を持っていた。ストーンを心から愛する彼女は、彼の指示通りにジャックへの電話攻勢を開始。受刑者家族との個人的接触を禁じられているジャックだったが、度重なるしつこい電話とルセッタの甘い声に屈し、面会を約束してしまう。そこで待っていたのは、彼女の巧みな誘惑。その誘いに乗って一線を越えてしまうジャック。いとも簡単に道を踏み外してしまった自分に戸惑いながらも、ルセッタの虜になってゆく。それは計画通りだったが、反対にストーンは精神世界に目覚め、自己啓発に没頭。ルセッタからジャックの報告を受けても上の空。仮釈放への関心そのものが薄れたように、正しい行いをするようにジャックを諭すまでになる。まるで人格が入れ替わったかのようなジャックとストーン。そんな男たちの間で女の本性を露わにするルセッタ。果たして3人の運命は……?

「ストーン(2010)」の解説

厳格な刑務所の仮釈放管理官と殺人を犯した受刑者という性格も立場も対照的な2人が、1人の女をきっかけに、互いの立場を逆転させてゆくサスペンス。「マチェーテ」のロバート・デ・ニーロ、「インクレディブル・ハルク」のエドワード・ノートン、「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチという3大スターが共演。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年10月30日
キャスト 監督ジョン・カラン
出演ロバート・デ・ニーロ エドワード・ノートン ミラ・ジョヴォヴィッチ フランセス・コンロイ エンヴェア・ジョカイ ペッパー・ビンクリー
配給 日活
制作国 アメリカ(2010)
年齢制限 R-15
上映時間 105分
公式サイト http://www.stone-movie.com/

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「その」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2010-12-15

人間の理性と善悪、信仰心、人を信じる、愛すること とは? というのを三人の人間関係の中で描写されていると思います。やはり卓越した演技力があってこそ伝わる内容だったので、この映画のキャスティングは正解だと思います。最後にストーンがジャックに 「あんたは撃たないよ」 と言った時、初めてジャックは自分を理解している人に出会っていたのを思い知らされたのだと実感。そこがまた印象的でした

最終更新日:2022-07-26 11:03:32

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