冬の小鳥 作品情報

ゆふのことり

児童養護施設で養子縁組を待つ、少女ジニの心の再生を描く。韓国系フランス人女流監督による自伝的作品

1975年、ソウル近郊。9歳のジニは状況もわからないまま父親に連れられて、カトリックの児童養護施設に預けられる。父のもとに帰りたいと願うジニは、院内の人々に反発を繰り返し、脱走も試みる。そんなジニを気にかけるのは年上のスッキだった。2人は庭で傷ついた小鳥の世話を始める。スッキはアメリカや遠い国への憧れをジニに語り、一緒に外国へ行こうと誘う。かたくなだったジニの心も、少しずつ和らいでいくが…。

「冬の小鳥」の解説

監督のウニー・ルコントは、本作の主人公ジニのように、幼い頃にカトリックの施設に預けられ、養子としてフランスで育った。韓国語は話せないという監督だが、その彼女が書いた脚本の韓国語訳を読んだイ・チャンドン(『オアシス』監督)が興味を持ち、プロデュースを買って出た。突然、施設に預けられたジニは、現状を拒否することしかできない。周囲に溶け込もうとしないジニだが、やがて友人ができ、ようやく心を開いていくが、その友人もまた…。幼いながらも自分の力で生きていこうと決意を固める姿からは、施設や養子といったシチュエーションを超えた、普遍的なテーマが伝わってくる。主人公ジニ役を演じたの子役が素晴らしい。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年10月9日
キャスト 監督・脚本ウニー・ルコント
出演キム・セロン パク・ドヨン コ・アソン パク・ミョンシン ソル・ギョング
配給 クレストインターナショナル
制作国 韓国=フランス(2009)
年齢制限 PG-12
上映時間 92分

(C)2009 Copyright DCG Plus & NOW Films, GLORIA Films. All Rights Reserved.

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「ヨリ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2010-10-26

児童養護施設に預けられた少女の辛い気持ちがしみた。 施設に預けられた事が なかなか受け入れられない少女だが、巡回の医師に 心当たりを話す場面や、自分自身を土に埋めるところなど切なかった。 ツライ経験を乗り越えた人は、幸せになって欲しいと願う。

最終更新日:2017-01-27 15:43:55

広告を非表示にするには