テレシネマ7/石ころの夢 作品情報

てれしねませぶんいしころのゆめ

かつての人気芸人イム・サンヒョン(チャ・インピョ)は、今はナイトクラブの司会をしている。そのクラブの社長を訪ねて、1組の父子がやってくる。サンヒョンは、その幼い男の子ジェヨンがファンだと言うサッカー選手パク・チソンと知り合いだと言って、場を盛り上げる。その日は社長に会えないまま、父子は帰っていく。同じ夜、街なかでサンヒョンを見かけたジェヨンが走り寄ってくる。するとジェヨンを追ってきた父親が、トラックに轢かれてしまう。サンヒョンが駆け寄ると、父親はカバンを彼に託し、息子と一緒に母親にもとに送り届けてほしいと頼んで息を引き取る。後日、サンヒョンは父親の葬儀場を訪れ、親族にカバンを渡す。しかし親族はサンヒョンに金を渡して、ジェヨンとカバンを送り届けてほしいと懇願する。借金で首が回らないサンヒョンは、母親のいる江原道の東海へ行くことを承諾する。東海とは逆方向の水原に3日間だけ滞在するというパク・チソンに会いたいとジェヨンが言い出すが、サンヒョンは適当にあしらい、東海行きの列車に乗り込む。しかしその車中で借金取りに出会い、金を奪われてしまう。サンヒョンとジェヨンは母親の住所に辿り着くが、彼女はすでに住んでいなかった。会ったことのない母親に裏切られた気持ちになり落ち込むジェヨンを、サンヒョンは笑い話で励ます。一文無しで路頭に迷った2人は、ナイトクラブの女主人に助けられる。そのクラブのステージに、かつての人気女優イ・ハナ(キム・ヒョジン)がいた。ジェヨンに同情したハナは、2人の母親捜しの旅に加わる。ジェヨンがどうしてもパク・チソンに会いたがるので、3人は水原へ向かう。カバンに大金が入っていると信じるサンヒョンはジェヨンから暗証番号を聞き出そうとするが、無邪気なジェヨンに、亡くした息子の姿を重ね合わせていた。また、怪我でミュージカルを諦めたことを思い出したハナと辛い過去を話し合い、距離を縮めていく。

「テレシネマ7/石ころの夢」の解説

日本の脚本家と韓国の俳優・監督で制作する“テレシネマ7”の作品。ひょんなことから少年と母親捜しの旅をすることになった芸人の姿を描く。脚本は、ドラマ『ハケンの品格』の中園ミホ。監督は、ドラマ『ホテリアー』のチャン・ヨンウ。出演は、「木浦は港だ」のチャ・インピョ、「誰にでも秘密がある」のキム・ヒョジン。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年5月29日
キャスト 監督チャン・ヨンウ
出演チャ・インピョ キム・ヒョジン
配給 東宝映像事業部
制作国 日本 韓国(2009)
上映時間 103分
公式サイト http://www.telecinema7.jp/

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最終更新日:2023-05-12 22:49:25

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