エンプレス 運命の戦い 作品情報

えんぷれすうんめいのたたかい

戦国時代の中国。趙国と争いを繰り広げていた燕国は戦に勝利するが、王が討たれる。亡くなる間際に王は、側近である将軍の雪虎(ドニー・イェン)に戦の指揮を任せるとともに、伝家の宝刀“飛燕剣”を王女の燕飛児(ケリー・チャン)に託す。やがて王位継承候補として名が挙げられたのは雪虎、燕飛児、王の甥に当たる将軍の胡覇(グオ・シャオドン)の3人。だが、雪虎は飛児に王位を継がせ、自分が彼女を王位にふさわしい人物にすると宣言する。雪虎の指導により、日に日に実力をつけていく飛児。だが、それを快く思わない胡覇が刺客を放つ。毒矢を受け、絶体絶命に陥った飛児を救ったのは段蘭泉(レオン・ライ)。かつては軍人として名を馳せた蘭泉だったが、今は1人、山奥で隠遁生活を送っていた。彼の自宅に運ばれた飛児は、手厚い治療により一命をとりとめる。蘭泉に恩義を感じ、その優しさに惹かれた彼女の中に、やがて淡い恋心が芽生える。だが、彼女は王位を継ぐ身。いつかは城に帰らなければならなかった。その頃、王女の不在を嗅ぎつけた趙国は、再び燕国に攻め入ろうと企んでいた。そして、飛児のもとには雪虎が迎えにやってくる。運命に従い、戦場へ舞い戻る飛児。だが、胡覇の陰謀により、一万の趙国軍に対し、燕国の軍勢はわずか二千。だが、飛児と雪虎の知略により見事勝利する。飛児は長年の悲劇と怨念を断ち切るため、捕らえた敵の王族を解放。これにより飛児は王位継承者としての信頼を得る。だが、自分の心のままに生きようとする彼女は、王位を雪虎に託し、蘭泉のもとへ向かう。再会する飛児と蘭泉。互いの想いを確かめ合い、束の間の幸せを得る2人。だがその頃、野心を剥き出しにした胡覇が燕国の支配を目論み、襲い掛かってくる。飛児を蘭泉に託した雪虎は、胡覇の大軍に立ち向かう……。

「エンプレス 運命の戦い」の解説

「HERO」のドニー・イェン、「インファナル・アフェア」のケリー・チャン、「花の生涯-梅蘭芳」のレオン・ライ、香港の三大スターが集結した武侠アクション大作。監督は「少林サッカー」、「HERO」などでアクション監督として活躍するチン・シウトン。総製作費1500万ドルをかけて作り上げた迫力の映像は必見。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年4月4日
キャスト 監督チン・シウトン
出演ドニー・イェン ケリー・チャン レオン・ライ グオ・シャオドン コウ・ジェンハイ
配給 ツイン
制作国 中国 香港(2008)
上映時間 95分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:34

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