青い鳥 作品情報

あおいとり

いじめ問題を真っ直ぐにとらえた重松清の原作を、阿部寛の主演で映画化

いじめで自殺未遂事件が起こった東ヶ丘中学2年1組。自殺を図った野口の転校後、クラスに臨時の担任として村内が赴任してきた。極度の吃音の村内に生徒たちは苦笑するが、生徒たちに彼は「忘れるなんて、ひきょうだな」と言い放つ。そして片付けられた野口の机をクラスに戻させ、毎朝無人の机に挨拶し続けた。そんな村内に生徒たちが反発する中、事件で深く悩む生徒・園部はその姿を複雑な想いで見つめていた。

「青い鳥」の解説

吃音の教師・村内と彼が赴任した中学校の生徒の間で繰り広げられる交流を通じて、現代のいじめ問題を真摯に見つめた、重松清の連作短篇集「青い鳥」。この中から表題作を映画化したのが本作だ。村内によって浮き彫りにされていく、いじめの直接の被害者でも加害者でもない、いじめの周囲にいた生徒たちの心情。それを飾らずに、真っ直ぐに映し出していく。村内を演じた阿部寛は自然体の演技と確かな存在感で、原作とはひと味違う村内像を披露。園部役の本郷奏多は繊細な演技で14歳の少年のナイーブさを表現した。どこかデフォルメされた教育ドラマや教師ドラマとは異なる、少年・少女たちのリアルな心の動きが観る者の胸に響く作品だ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年11月29日
キャスト 監督中西健二
原作重松清
出演阿部寛 本郷奏多 伊藤歩 太賀 鈴木達也
配給 日活、アニープラネット
制作国 日本(2008)
上映時間 105分

ユーザーレビュー

総合評価:3.5点★★★☆、2件の投稿があります。

P.N.「なでしこ」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2008-12-11

中学生のいじめが題材ですが、大人社会でのセクハラやパワハラも同様に考えられる問題です。おちゃらける事なく真面目に作られた内容なので、学校単位・会社単位で沢山の人に観て考えてほしい!と思える作品でした。村内先生の言葉のひとつひとつに重みと優しさが含まれ、観客席皆泣かされてしまいました。「責任」の重大さに気付き、受けとめ、背負う気持ちが現代人には欠けているのだ・・と考えさせられます。


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最終更新日:2017-01-27 15:44:42

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