酔いどれ詩人になるまえに 作品情報
よいどれしじんになるまえに
酒と女と言葉を愛し彷徨う男の物語
何度職にありついても酒が原因でクビになってばかりのヘンリー・チナスキー。有り金が底を尽き住む家すらなくても懲りずに飲んだくれる日々で、唯一続けているのは“書く”ことだった。湧き出る言葉を書き留めずにはいられない彼は、詩人であり作家なのだ。ただ、せっせと出版社に原稿を送ってもボツになるばかりで日の目を見ることはないのだが。ある時、バーで知り合った女ジャンの部屋に転がり込む。
「酔いどれ詩人になるまえに」の解説
マット・ディロンはいつの間にこんなにいい役者になったのだろう。確かに04年の『クラッシュ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、10代から活躍してきたベテランは再評価の時を迎えているのだが、米文学界の異端児にして人気作家のチャールズ・ブコウスキーの分身であるチナスキーを演じた本作の彼は、あの警官役よりさらにいい。とことんだらしないダメ男ながら、どうしようもなくチャーミングなのだ。ブコウスキーの自伝的小説「勝手に生きろ!」を原作にメガホンをとったベント・ハーメルは、『キッチン・ストーリー』で知られるノルウェーの実力派。リリ・テイラー、マリサ・トメイという女優のチョイスも心憎い。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年8月18日 |
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キャスト |
監督・脚本:ベント・ハーメル
原作:チャールズ・ブコウスキー 出演:マット・ディロン リリ・テイラー マリサ・トメイ ディディエ・フラマン フィッシャー・スティーヴンス エイドリアン・シェリー |
配給 | バップ、ロングライド |
制作国 | アメリカ=ノルウェー(2005) |
上映時間 | 94分 |
(C)2005 Copyright Bulbul Film As / Factotum Inc.
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