櫂 作品情報

かい

大正・昭和の高知を舞台に、女衒一家の波瀾にとんだ事件の数々と、妻と夫の別離を描く

大正3年、初夏の高知。縁町界隈で芸妓・娼妓紹介業を商う富田岩伍は商用で大阪・神戸をまわって、旅の途中で拾った少女・菊を連れて帰ってきた。富田の家には岩伍と喜和の間に病弱な長男・竜太郎、きかん坊の次男・健太郎の息子があり、それに番頭格の庄、女中の鶴、若い衆の米と亀がいる。金使いの荒い岩伍のせいで、人知れず貧乏所帯をきりまわす喜和に、またひとつ菊の養育という苦労が重なった。ある日、喜和は岩伍に命じられるまま、赤貧にあえぐ裏長屋の巻に米を届けた。折悪しくそこは赤痢騒ぎ、しかも巻の無残な死骸を見た喜和は不覚にも気を失って倒れた…。

「櫂」の解説

宮尾登美子の同名小説を「北の螢」の高田宏治が脚本化。監督も同作の五社英雄、撮影も同作の森田富士郎がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督五社英雄
出演緒形拳 十朱幸代 名取裕子 石原真理子 井上純一
制作国 日本(1985)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-15

櫂を観たのは20代の後半だった。人生の川の流れに漕ぎ出そうとすればするほど、流され押される喜和の悲運、私は涙ぐんでしまった。

最終更新日:2020-11-25 18:53:25

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