赤い砂漠 作品情報

あかいさばく

「太陽はひとりぼっち」のミケランジェロ・アントニオーニ監督初めての色彩映画!

イタリアの工場都市ラベンナ。林立する煙突からは絶え間なく煙がふきあげ、暗い冬の空をいっそう重苦しく淀ませている。ジュリアーナ(モニカ・ヴィッティ)は夫である工場の技師ウーゴ(カルロ・キオネッティ)と、息子バレリオの親子三人でこの街に住んでいる。彼女は交通事故にあい、そのショックからノイローゼで、一カ月入院したが、まだ完全に治ってはいない。ある日、彼女は夫を工場に訪ね、彼の友人コラド(リチャード・ハリス)を紹介された。コラドは南米パタゴニアに新しく工場をたてるため、ウーゴの力を借りにきたのだ。ウーゴからジュリアーナの病気のことを聞いたコラドは、彼女の底深い孤独が痛ましくてならなかった。数日後、コラドはウーゴ夫婦やその友人たちと海辺の小屋へ遊びに出かけたが…。

「赤い砂漠」の解説

「太陽はひとりぼっち」のミケランジェロ・アントニオーニとトニーノ・グエッラの共同脚本を、ミケランジェロ・アントニオーニで、これまで一貫して“愛の不毛”を描いてきたが、この映画ではそのテーマをさらに押し進め、“人間関係の不毛”を描いている。撮影は「残酷な夜」のカルロ・ディ・パルマ、音楽は「太陽はひとりぼっち」のジョヴァンニ・フスコと、電子音楽の部分をビットリオ・ジェルメッティが担当した。出演は「太陽はひとりぼっち」のモニカ・ヴィッティ、「孤独の報酬」のリチャード・ハリスのほかに、モニカ・ヴィッティの夫役に実際の技師カルロ・キオネッティが出演している。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
出演モニカ・ヴィッティ リチャード・ハリス カルロ・キオネッティ
制作国 イタリア(1964)

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2021-09-13

黄色い煙を上げる化学工場,高度成長と公害の本篇の様な背景は同じく無人島での男女の寓話のイタリア映画〈流されて…〉でも地中海への廃油・重油の光景として描かれて居た

最終更新日:2021-09-18 16:00:06

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