帰郷 作品情報

ききょう

誰かを守りたい。そんな生き方があることを初めて知った男の幸福な三日間

東京で働く晴男(西島秀俊)は、再婚する母(吉行和子)の結婚式に出席するため帰郷する。夜、知り合いの居酒屋に飲みに行くと、かつての恋人・深雪(片岡礼子)が働いていた。閉店後の暗闇の中、昔を懐かしむようにどちらからともなく抱き合う2人。深雪は女手一つで育てている7歳の娘について、「名前はチハルっていうの。晴男くんの“ハル”、目なんて晴男くんにそっくり」と告げ、明日うちに来てと言い残し立ち去る。翌日、晴男が訪ねて行くと、チハル(守山玲愛)をひとり残し、深雪は行方をくらましてしまう…。

「帰郷」の解説

こんなにいい男が他にいるだろうか。大人の責任として、子どもをひとりにはしておけないという至極真っ当な感覚を持ち、それを実行に移す晴男は、愛しい人を守って生きて行こう、これからがすべての始まりなんだと、ひとり雄々しく決意する。年下の男と突然再婚してはしゃぐ母親、娘を残して消える元恋人や、わずか7歳の少女に振り回され、戸惑う男は、ことごとく置いてきぼりにされながら、それでもいい加減にはなれない。人は持って生まれた本質的なものには逆らえないのだ。たとえ、空回りしてみっともない姿をさらすことになろうとも。西島秀俊の朴訥とした味わいと、守山玲愛の子どもらしい無邪気さを引き出した萩生田宏治監督が、自分に正直に生きる人々を静かにそしてユーモラスに描くこの映画は、きっと心に深く残るに違いない。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年6月11日
キャスト 監督萩生田宏治
出演西島秀俊 片岡礼子 守山玲愛 高橋長英 光石研 相築あきこ 吉行和子
配給 ビターズ・エンド
制作国 日本(2004)
上映時間 82分

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最終更新日:2019-12-04 14:52:36

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